恥ずかしながら。野心に満ちていた若かりし頃、いつの日かヒロインの父親役をやるんだ!と勢いだけの自己暗示をしておりました。今年節目の50歳を迎え、そんなあさましさも忘れかけて、ぼうっとしてた頃に、今回、橋本環奈さんの父親役という大役を仰せつかりまして。戸惑いながらもしみじみと感謝しております。ご視聴のみな様が少しでも元気の出る作品になれるよう真摯に取り組んでいきたいと思います。ぜひご覧くださいませ。
連続テレビ小説でヒロインの母親役をやらせていただけるなんて!と、驚くとともに大変光栄に思っております。愛子さんは、結と歩の母親として、悩みながらもたくましく突き進む娘たちの成長を見守り信じることができる、強くて優しい、そしてどこか達観した視点のある魅力的な女性だと考えています。“まずやってみる!やってみよう!”と、背中を押せる愛子さんのように、私も「おむすび」という作品に挑戦し続け、最後まで走っていきたいです。みな様に愛され、記憶に残るドラマになるよう精一杯頑張りたいと思います。
大地にしっかりと根を下ろした、明朗で頼りになるおばあちゃんになれたらと思います。“おむすびは一日にしてならず”土地や家族の歴史、先人の努力や知恵、大切な人を思う温かな気持ちをふんわりしっかり結んでいきたいです。
人助けのためなら家庭も顧みず突っ走る自由奔放な永吉、これまでに演じたことのない面白さのある人物です。お陰様で私にとりましても今年は芸能生活50周年、初の朝ドラ出演でまた新鮮な役柄に挑めることをとてもうれしく楽しみに思っております。今回出会えたみなさんとのチームワークを大切に、明るく元気な朝をお届けしたいと思います。