深澤辰哉、「春になったら」で考え抜いた役の表現『あんなお芝居は今までやったことがなくて』

2024/02/19 08:00 配信

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深澤辰哉「自分が起こすアクションをすごく大事にしました」


第6話では、昔から瞳のことが好きで、美奈子(見上愛)からの好意に全く気が付かない岸が、瞳の様子に心を動かされる重要なシーンが放送される。瞳が一馬との婚約解消を決意し、それを岸と美奈子に伝えたあと、驚いた岸が迷わず瞳の家に向かって…という場面。弱っている瞳と向き合うこれまでにはない場面に、岸を演じる深澤自身も、悩み考え抜いたという。そんな深澤からコメントが到着した。

「岸が瞳の家を訪れるシーンは、岸的にもキーになってくるような場面だと思ったので、めちゃくちゃ考えながら、奈緒さんと監督さんとも話し合いながら撮影しました。自分自身あんなお芝居は今までやったことがなくて。表情やお芝居はもちろんですが、自分が起こすアクションをすごく大事にしました。岸は瞳のことが好きだし、でも親友でもあり、そしてカズマルくんという瞳の相手がいることも知っている中で、岸は泣いている瞳に触れていいのだろうか、と。その触るというアクションを起こせるものなのか、起こせないものなのかっていうのをすごく考えました。シーン的には瞳と岸しかいないけど、その奥にある瞳との関係性、カズマルくんとの関係性、美奈子との関係性をすごく意識しながらお芝居をしました」と第6話について語る深澤。

また、今後の岸の見どころについて「先週の5話でカズマルくんと対峙するシーンがあって、今日放送の6話で瞳とのシーンがあって、きっとその2つのシーンによって、岸の中でも、今までとは違う感情というか、新たな1歩を踏み出さなきゃいけないっていう感情になっていると思うので、この感情を7、8、9、10、11話と、どこに向かって行くのかを楽しみにしていただけたらと思います。岸は気持ちよく送りだせるのか、それともちょっと後悔が残ったままなのか、これからも考えながらお芝居していきたいなと思います。演じていて、岸くんは優しすぎるなと思うので、それをどこまで優しい表現をするのか。5話でカズマルくんに怒りましたが、怒る時はあの怒り方なのかなとかすごく考えましたし、優しい子だからこそ、自分がちょっと演じ方を間違えるだけで違う見え方になってしまうかなとは思うので、そこを大事にこれからも撮影に臨みたいです」とコメントした。

「春になったら」第6話より(C)カンテレ

瞳と一馬の婚約解消を一同気に掛ける


また、番組公式ホームページやYouTubeなどで見ることができる予告動画では、職場で倒れてしまって病室にいる瞳のもとを雅彦が訪ね、心配しているシーンからスタート。しばらくして、瞳の家に岸や一馬らが集合し、「退院おめでとう」と瞳と雅彦を出迎える様子が映し出される。

一方、瞳と一馬が婚約解消したことを周囲も気に掛けているようで、「瞳、大丈夫?」と瞳に声を掛ける岸の様子や、「もうカズマルに会わないつもり?」と雅彦が瞳に問いかける様子も。そして、動画の最後では、一馬が岸に「瞳ちゃんのことをよろしくお願いします」と告げている。

視聴者からは、「どの人物の感情も分かる」「涙なしでは見れない」「岸くんどう行動するんだろう」「それぞれの思いが伝わりますように」などの声が上がっている。

「春になったら」第6話より(C)カンテレ