タイカ・ワイティティ監督最新作「ネクスト・ゴール・ウィンズ」が、2月23日(金)に公開される。世界最弱のサッカーチームが起こした奇跡の実話をベースにワイティティ監督独自の世界観とユーモアで描き出す感動のヒューマンドラマ。公開に先駆け、ワイティティ監督とキャストらのナビゲートにより、本作の見どころを紐解いていく特別映像が解禁された。
2001年、ワールドカップ予選史上最悪の0-31の大敗を喫して以来、1ゴールも決められていない米領サモアチームに、次の予選が迫っていた。破天荒な性格でアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが就任し、立て直しを図る。
2014年に、「ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦」としてドキュメンタリー映画化もされた実話をベースに、ワイティティが監督・脚本を務め、感動の実話を描く。主人公トーマス・ロンゲンを演じるのはマイケル・ファスベンダー。また、オスカー・ナイトリー、エリザベス・モスらが脇を固める。
「サッカーに熱心で真面目すぎる主人公が米領サモアの弱小チームを監督するハメになる」と物語を案内するワイティティ監督に続いて、主人公のトーマス・ロンゲン役を演じたマイケル・ファスベンダーが「彼は屈辱を感じ選手を見下す。だがやがて、彼らのサッカーに対する努力と情熱を知る」と米領サモア人たちへのリスペクトを得た先に待つ心の変化を明かしている。
そして、本作の要となるのが、チームのフォワードとして活躍し、サモアの文化である第三の性“ファファフィネ”のジャイヤ(カイマナ)。「強烈な影響力を放つキャラクターだよ」とファスベンダーが語るように、彼女はある種チームの中心的な存在として、物語を大きく動かしていく。
代表チームの選手たちや彼らを取り巻く国民たちの明るく強い志に胸を打たれ、はじめは不機嫌だったロンゲン監督がサッカーに対する初心を取り戻し、変化していく姿が映し出されており、ロンゲンの元妻・ゲイル役を演じたエリザベス・モスは「勇気と希望をもらえる人は変われて良い人間になれるとね」と希望いっぱいのメッセージを強調。
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