AKB48柏木由紀、近づく卒業を実感も「まだ“寂しい”というところまでは達してない」

2024/02/18 06:40 配信

音楽 アイドル

コンサート後に囲み取材に応じた佐々木優佳里、橋本陽菜、倉野尾成美、柏木由紀(写真左から)撮影:山田健史

倉野尾成美「総選挙とはちょっと違うのかな」


アプリをプレーするファンの応援と自身のアプリでのプレーが出演権に反映される今回のライブについて、過去に毎年実施されていたシングル楽曲の選抜総選挙との比較を問われる場面も。

橋本は「最初は『どっぼーん!』を頑張っていたら1位になってライブに出られちゃった、センターやった! みたいな気持ちだったんですけど、第2回、第3回とやるうちに、1個でも上の順位に行きたいという気持ちがどんどん高まっていって。総選挙では私自身はランクインしたことがないんですけれど、きっと同じ感覚なんだろうなというのは思っていて。『1個でも上に』という気持ちがメンバー自身も強いから、ファンの皆さんにそれが伝わって、ファンの皆さんと一緒に頑張れる場所なんだなと『どっぼーん!』のライブを通して改めて感じます」と語る。

倉野尾も「がちで睡眠とか時間を削って、メンバー側もがちでやるというのが総選挙とはちょっと違うのかなと思う」と分析。「ファンの皆さんと一緒に上位を目指せるというのは、毎回愛が溢れていて、会場全体が『良かったね』みたいな。みんなでこの日のために頑張ってきて、今日という日を迎えるというのが、AKB48にとってもすごく大きなイベントになっているなと感じる」と続けた。

佐々木は「私も、ファンの方と一緒に目標に向けて一緒に頑張れることはすごくうれしいです」とコメント。さらに「いろんなファンの方とマッチングして一緒に遊べるというのも、すごく楽しいことだなと思っています」とほほ笑んだ。

柏木由紀「最後にすごい経験をしました」


柏木は「今までは、なんとなく、なるべく後輩がいっぱい出られた方がいいなというのもあって、あんまり(ファンに)声掛けをしていなかったんですけど、今回は2週間くらいたって、真ん中くらいの順位に入っていて、『だったらやるか』って後半はがちでした(笑)」とぶっちゃけ。

「あんなに1日に何時間もゲームをすることはないというくらいしていました」と打ち明けつつ、「総選挙と違って自分もめちゃくちゃ頑張れるというところもだし、ファンの方が喜んでくれるというのがあるので、自分的には以前の総選挙よりも楽しめました」と告白。

さらに、「今回、(出演圏内に)落ちたり入ったりしていたので、久しぶりにそんな経験をしました(笑)。ボーダーの気持ちっていうと良くないですけど、1回4位くらいまで上がったのに、急に16位になって『え?』みたいな。そのハラハラはAKB48であまり経験してこなかったので、最後にすごい経験をしました」とイベント期間を振り返っていた。

同ライブの模様は、CS放送・TBSチャンネル1で3月10日(日)夜10時から深夜1時まで放送。

◆取材・文=山田健史