エマ・ストーン主演映画「哀れなるものたち」(公開中)が、第77回英国アカデミー賞で主演女優賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘア賞、美術賞、視覚効果賞5部門を受賞した。
同作は、映画「女王陛下のお気に入り」で知られるヨルゴス・ランティモス監督が手掛ける最新作。
物語は、自ら命を絶った不幸な若き女性ベラ(エマ・ストーン)が、天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)の手によって奇跡的に蘇生することから始まる。
よみがえったベラは、“世界を自分の目で見たい”という強い好奇心に導かれ、放蕩者の弁護士・ダンカン(マーク・ラファロ)の誘いに乗り、壮大な大陸横断の冒険の旅へ出る。やがて貪欲に世界を吸収していくベラは、平等と自由を知り、時代の偏見から解き放たれていく。
なお、ヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーン出演の映画「女王陛下のお気に入り」(2018年)はディズニープラスで配信中。
1月26日から全国公開された同作は、公開3日間(特別先行含む)の興行収入成績でFOX/Disney配給サーチライト作品史上第3位のヒットスタートを記録。全世界でも9230万ドルに興行収入を伸ばしている。(2月18日現在)
同作は、第81回ゴールデングローブ賞では作品賞と主演女優賞の2部門を受賞、第96回アカデミー賞のノミネート発表では11部門へノミネート。さらに、このたび、第77回英国アカデミー賞で、主演女優賞(エマ・ストーン)、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘア賞、美術賞、視覚効果賞の5部門を受賞した。
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