誹謗中傷にも負けずコスプレを続け、2017年にコスプレイヤーとして初めて「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で表紙を飾ったえなこ。その時に「結構、自分頑張ったな」と思えたという。2020年には内閣府の「クールジャパン」アンバサダーに就任。オファーを受けたのは、自分がより有名になることで偏見に晒されがちなコスプレの地位を向上したかったから。「コスプレが広まった暁には世界遺産で撮影ができるかもしれない」とえなこは想像の翼を広げる。
そんなえなこは、ある常識破りな写真集を自費出版している。それはアニメやゲームを題材としていない、「こんなキャラクターや世界観があったらいいな」を自分で創作したオリジナルキャラクターの”コスプレ”で構成された写真集。コミケなどで1日あたり1千万円を売り上げているが、撮影代・カメラマン代・衣装代・スタジオ代・印刷代の全て自分持ちのため、手元にはほとんど残らないという。だが、それもひとえにコスプレの良さを広めるためなのだ。
番組では、スマホで写真を撮るコツも披露。その前にニシダがカメラマンとなって鈴木を撮影してみると、完成した写真にえなこから「観光地風の写真」と辛辣なダメ出しが入る。そこで、えなこがお手本を見せることに。最初のコツはインカメにし、撮られる人にアングルを決めてもらうこと。そして自分が一番可愛いポーズを決めてもらったら、カウントダウンで撮影をする。この時、画角を少し斜めにするのがポイントだ。その差は目前で、えなこが撮影した写真には鈴木と10年の付き合いがある秋元から「今までで最高の写真!」という言葉も挙がった。
最後に、番組恒例の「カッコいい大人とは?」という質問に、えなこは「事務所の社長」と回答。えなこのマネージャーでもある“きゅーん”こと、乾曜子はコスプレイヤーとしても活動している。そんな乾社長に熱が出たら病院に連れて行ってもらうなど、プライベートでも支えてもらっているというえなこ。「この人のおかげで今の私がいる」と感謝を述べ、お世話になった社長のためにも「お母さんになってもコスプレを続け、老若男女問わずコスプレを楽しめる世の中にしたい」と熱い想いの丈を明かした。
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