丸山礼がTBSドラマ初主演を務める「すっぴんヒーロー」(昼2:00-2:54、TBS)が2月24日(土)に放送される。本作は、変身すると最強パワーを手に入れる代わりに“すっぴん”になってしまうという、悩めるスーパーヒーローの恋と勇気と葛藤を描いた“新感覚ヒーロー・ラブコメディー”。
このたび、WEBザテレビジョンでは、スーパーマーケットの店員として働く傍ら、町の平和を守るために日々こっそりと活躍するスーパーヒーロー・広岡ひろこ役の丸山と、ひろこが一世一代の恋に落ちる正義感の強い爽やかな警察官・藤崎律役の渡邊圭祐にインタビューを実施。お互いの印象や、撮影裏話などについて話を聞いた。
――まずは、オファーがきた際の率直なお気持ちをお聞かせください。
丸山:興奮は遅れてやってきた感じです(笑)。ラブストーリーをやったことがなかったので、その時点ですごく緊張しました。今までコントじみた作品や役柄が多かったので、「これってふざけていいやつなのかな」「(自我を)封印しなきゃいけないんじゃないかな」という心構えをしてしまいました。
渡邊:(笑)。
丸山:笑わないでもらっていいですか(笑)?
渡邊:「そうだったんだ」と思ってしまうぐらいには、“丸山節”が出ていたのではないかなと思った笑いです(笑)。僕は、硬い職業の役をやるのが初めてだったので、楽しみでした。
――タレントとして第一線で活躍する丸山さん。役者業への思いについてはいかがですか?
丸山:そうですね…。何かになりきる面では一緒なのかなと思いますし、お笑いがなかったらここまでの私にはなっていないので、コントをやらせてもらった上での演技のお仕事なのかなというのはすごく感じています。
――それぞれ役作りは何かされましたか?
丸山:すっぴんになるので、「ひげとか毛穴とかどうしよう~」と思っていたのですが、すっぴんになったときにメークしているときとの差がもっと欲しいという話になったので、眉毛は1カ月ぐらい手入れをやめてボサボサにしていました。
あと、スーパーで働いている役なので、ちょっとタクシーを控えちゃった(笑)。電車にいっぱい乗りました。やっぱり電車に乗っていると、車内でメークしている人とかがいて、「これこれこれ!見れてよかった!」と思いました。
渡邊:もう撮影は終わったので、今日はタクシーで来ていましたよ。
丸山:やめてよ~!でもそれがリアルです。もう役は捨てる!脱ぎ脱ぎ(笑)!
渡邊:(笑)。僕は、信号を守るなど、普段通りの生活を心掛けていました。
――お互いの印象をお聞かせください。
丸山:顔面の余白がない。私が“表示150%”だとしたら、彼は“表示30%”。そういう印象を最初に抱きました。撮影に入る前にも、舞台などを見させていただいたりしていたので、「あのかっこいいスラッとした人と…」「きゃー、めっちゃ私のこと見てる!」みたいな感じでした(笑)。
渡邊:テレビやYouTubeで見ていた印象では、明るい方なんだろうなと思っていたのですが、ものすごく真面目ですね。恐ろしいくらい。すごく真面目だし、すごく不器用なんです。この取材でも、スラスラ楽しそうに喋るじゃないですか。でも、別の方向から「丸山さん、今お願いします」とか言われると、めちゃくちゃ怖い顔になったりして、すごく不器用なんです。
丸山:はい、そうです。複数のことを同時にできません。
渡邊:なので、一つのことに全力を注ぐ人だなという印象ですね。
丸山:それを最初の日に言われて、「あ、見抜かれちゃった」みたいな(笑)。でも渡邊さんはすごく構ってくださって、「今こうしたらいいですよ」「今こっちに来てください」「今こうしてください」と、すごくサポートしていただきました。お兄ちゃんみたいでした。
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