二階堂ふみが、2月19日に開催されたドラマ「SHOGUN 将軍」のジャパンプレミア試写会に登場。主演・プロデューサーの真田広之、共演のコズモ・ジャーヴィス、アンナ・サワイ、平岳大、西岡徳馬、エグゼクティブプロデューサー/ショーランナーのジャスティン・マークス、同じくエグゼクティブプロデューサーのレイチェル・コンドウ、ミカエラ・クラベルと共に舞台あいさつを行い、初めて出演するハリウッド作品の撮影エピソードを語った。
同作は、戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説“SHOGUN”を、「トップガン マーヴェリック」の原案を手掛けたマークスらが新たに映像化した戦国スペクタクルドラマ。1600年代の“天下分け目の戦い”前夜の日本を舞台に、真田演じる戦国最強の武将・吉井虎永、漂着したイギリス人航海士ジョン・ブラックソーン(のちの按針/ジャーヴィス)、ブラックソーンの通訳を務めるキリシタン・戸田鞠子(サワイ)らが直面する陰謀と策略がダイナミックに描かれ、ディズニープラスのスターで2月27日(火)より独占配信される(全10話/初回は2話配信その後毎週1話ずつ配信※最終話は4月23日[火]配信予定)。
豊臣秀吉の側室・淀殿にインスパイアされた“落葉の方”を演じる二階堂は、オーディションで同役に決まったそうで「本当に現場で素晴らしいスタッフ・キャストの中でいろいろな経験をさせていただきました。やっぱり真田さんが積み上げてきたものがこの作品に詰まっているんだなというのを現場からも、完成したものを見てからも感じました」と明かす。
また、二階堂は今作がハリウッドデビュー作ということで「本当にビックリするような経験の毎日で、作品を作るプロセスも全然違いましたし、ぜいたくな時間を過ごさせていただいて。最初にセットを見学させていただいたときは、こんなに大きい照明が世の中に存在するのかと思うぐらいの大きな照明とセットでした」と、ハリウッド作品のスケールに驚きを隠せなかった様子。
さらに、衣装の着付けやメイクなども含めて長時間の撮影になることも多かったとのことだが、二階堂は「すごく時間のかかる撮影だったんですけれども、その間で常においしいおいしいドーナツとコーヒーが頂ける、カフェカーが私にとってはもう本当に憩いの場になっていまして…。いつの間にか、私のことを呼び込みしてくださるスタッフの方が、私の顔を見るたびに『ドーナツ?』って聞いてくるようになって(笑)。そういう本当に朗らかな瞬間もあって、すごくすてきな経験をさせていただきました」と、笑顔で撮影時のエピソードを語った。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)
※西岡徳馬の「徳」は心の上に一本線が入るのが正式表記
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)