コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、きくまきさんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「子どもが熱せん妄になった話」だ。2月22日時点で9500以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。リアルな体験談だからこそ、読者から「初めて知りました」「勉強になった」との声も続出。今回は作者のきくまきさんに制作の背景を伺った。
この話はきくまきさんが実際に体験したお話で、娘さんが「熱せん妄」になった時の体験が描かれている。
「熱せん妄」とは、子どもが熱の時に笑ったり変なことを言ったり、おかしな行動をとる症状。数分~数時間で収まることが多く、気を付けて様子を見る必要があるそうだ。
きくまきさんの娘さんがはじめてかかったのは、コロナウイルスに感染した時。
そこで初めて「熱せん妄」という存在を知ったそうだ。
2回目は、1年以上経ち娘さんがインフルエンザにかかった時。寝室で寝ていた娘さんから笑い声が聞こえてきたので、きくまきさんはすぐに「熱せん妄」だと気付く。
落ち着いて様子を見ていたが、娘さんは幻聴や幻覚の症状まで出たのだとか。
1回目よりも長い症状で、きくまきさんは不安と恐怖に襲われた。
そんなきくまきさんが体験したリアルな様子が今作では描かれている。
実際に漫画を読んだ人からは「これ幼稚園の時なったわ」「子どもが前になった!」「昔なったことある」など、実際に自分も体験したという声があがっていた。さらに、「知識としてはあるけどホントにこんなふうになるんや…」「熱せん妄って言うんだ……知らなった……」「恐ろしい現象」「対処法知れて良かった」など、読んで為になったという声も多くあがっている。
今回は、漫画の作者・きくまきさんに作品ができあがるまでの話を伺った。
――「子どもが熱せん妄になった話」を創作した想いや漫画にしようと思った理由などがあればお教えください。
症状を記録として残したかったのと、情報共有になればと思いました。
――「子どもが熱せん妄になった話」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントはありますか?
子どもの症状の様子が伝わりやすいように、と思いながら表現しました。
――きくまきさんは多くの育児漫画を描かれていますが、1番最初に育児漫画を描こうと思ったきっかけがあればお教えください。
わが子があまりに可愛かったので、漫画にしたいと思いました。
――きくまきさんが漫画を描く上で大切にしていることがあればお教えください。
描いた自分も読んで楽しくなることです。
――きくまきさんの今後の展望や目標をお教えください。
創作漫画も描いてみたいと思っています。
――最後にきくまきさんの作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
いつも読んでくださりありがとうございます!
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