ヘリで夜空を散歩中に安達の高所恐怖症が判明。すぐにヘリは着陸し、安達の気分が悪くなったことでデートは中断となった。失敗とも言える初めてのデートに落ち込む安達。だが、普段の調子を崩していたのは安達だけではない。黒沢もまた楽しみで浮かれすぎたことを反省していた。
家まで送ってくれるタクシーの中、安達は黒沢と手が触れ、その事実を知る。意外な一面に胸がときめくと同時に、傷ついた状態の黒沢をこのまま放っては置けないと思った安達。安心させてあげたいという一心で、翌日落ち込んでは灰になりそうだった黒沢を会社帰りに誘う。
お互いが好きな漫画の新刊を買いに行ったり、気取らない行きつけの居酒屋で呑んだりと楽しい時間を過ごす2人。それは安達なりの“デートのやり直し”だった。帰り道、安達は「俺は黒沢と一緒に楽しいことをしたい」と本音を打ち明ける。これまで相手を喜ばせるために必死だった黒沢はまた、安達のさりげない言葉に救われた。
その後、初めて安達から黒沢の手を握るなど、幸せそうな2人の姿に視聴者から「尊い!」という声が続出。一方でラストでは、安達が黒沢の心の声に返答してしまうハプニングも。“自分がもし他人に心の声を聞かれていたとしたら”と考えて安達は思わずゾワっとしてしまう。好きだから触れたい。だけど、触れたら相手が知られたくないであろう心の声を聞いてしまう。そのジレンマと安達はどう向き合っていくのだろうか。
◆文=苫とり子
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