WATWING初の武道館公演で感無量の涙「ついてきてくれて本当にありがとう」<ライブレポート>

2024/02/27 18:00 配信

音楽

堂々と登場したWATWINGの6人※提供画像

高橋颯、福澤希空桑山隆太八村倫太郎鈴木曉古幡亮からなる6人組ダンス&ボーカルグループ・WATWINGが初の武道館公演「WATWING Let’s get on the beat Tour Special Edition in 武道館」を2月8日に開催した。このツアーは彼らが2023年11月から開催していたライブツアー「WATWING Let’s get on the beat Tour」の特別編として行われたもの。チケットはソールドアウトし、超満員のなかでの記念すべき初武道館公演となった。

登場から観客を魅了した6人


ステージ上にはグループ名を冠した大きなオブジェが鎮座。オープニング映像が終わると、そのオブジェの下からメンバーがゆっくり登場するという演出で観客を驚かせた。6人はハードな新曲「Firebird」でライブの口火を切ると、「Shine」では生のストリングス演奏と共に華やかにかつスリリングにパフォーマンス。一方、武道館を「本当にたまねぎみたい」(鈴木)と評するなど自由奔放なMCでは、場内の雰囲気を一瞬で緩やかに。そんなWATWINGらしい緩急で、さらにWindy(WATWINGのファンの愛称)を惹きつけていった。

「Turn it up」では映像演出も生かし、ソロダンスも披露。白シャツ姿に着替えたあとの「Shooting Star」では桑山がピアノを演奏。耽美な演奏に乗せて、6人はエモーショナルな歌声でしっとりと歌い上げる。センターステージに進んでパフォーマンスした「ING」では6人が肩を組んで楽しそうに歌唱。「feel like... this」ではスタンドマイクで、互いに顔を見合わせながら歌うなど、6人は様々な表情を見せながらライブを進行していった。

ライブのタイトルにも冠されている「Let’s get on the beat」ではグループ名であるWATWINGというフレーズでWindyも共に声を上げるなど盛り上がりも最高潮に。タイトル通り、WATWINGのビートを武道館に鳴り響かせた。その後もメンバーがセルフィで撮影した映像を映し出した「Sensation」や、八村主演のドラマシャワー「佐原先生と土岐くん」(2024年、MBSほか)のオープニング主題歌「I don't care」などを披露し、計21曲で本編を終えた。