そんな丹精込めて制作された新時代のドラマがいよいよ“出陣”した。初回に配信された第1、2話で映し出された映像からは、リアリティーを追求し、丹念に作り込まれているだけではなく、細かいところに日本の時代劇や日本人へのリスペクトが感じられる。それこそFXが日頃から大切にしているリスペクトの精神の賜物であり、そこから生まれる新たな時代を切り開く作風とも言える。
序盤から早くも視聴者を一気に戦国時代へタイムスリップさせるかのように、圧倒的スケールの映像と日本人特有の所作細やかな部分を繊細なタッチで表現。視聴を終えた後の確かな満足感と今後の展開に期待が膨らむ一方だ。米・テレビ業界に新たな刺激を盛り込んできたFXと日本の職人が本気で挑む、戦国スペクタクル大作の行方が楽しみだ。
◆文=suzuki
※西岡徳馬の「徳」は心の上に一本線が入るのが正式表記
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