高橋恭平、アクションシーンに挑戦も所作がきれいすぎて注意「『アイドルになってるよ』と言われた(笑)」<マイホームヒーロー>

2024/02/27 13:54 配信

映画 会見

暴力のシーンは「お互いが信用して、安全に演じましょうというルールで」


ドラマの7年後が描かれる劇場版では、隠したはずの死体が土砂崩れで見つかってしまうという展開に。愛する娘は刑事になり、間野会のトップである志野(津田健次郎)に追い詰められ、哲雄はドラマ以上のピンチを迎える。

殴られたり蹴られたりするリアクションや、追い詰められ震え上がる演技のコツを聞かれると、佐々木は「その時の気持ちでやっています。殴られたり蹴られたりするのは、皆さんがすごく思い切りやってくれたから出来たんだと思います。遠慮されたら出来ないので。お互いが信用して、ドラマも映画も、安全に演じましょう、というルールでやっていました」と周りの皆との信頼関係のおかげだとコメント。

青山監督は、「撮影中、待機中の蔵之介さんが追い込まれていく顔は、どんどん目つきが鋭くなってきて、僕も話しかけるタイミングを見計ろうかな、と思うくらい入り込まれていました」と佐々木ののめり込みぶりを振り返った。

高橋恭平「銃を取る姿がきれいすぎると注意されました(笑)」


映画では、零花が刑事になり父の罪に迫っていくなかで、感情が大きく揺さぶられる演技を見せる。零花が涙を流すシーンは予告編にも収められているが、齋藤は「普段、その場その場でいつも監督のご指示や現場の空気を見て演じることが多く、演じるまではそこまで泣くことを覚悟していなかったんです。でも、いざ当日になったら零花ちゃんにとってすごく大事なシーンだったので、プレッシャーを感じました。元々私はアイドルをやっていて、たくさんお芝居をやってきたわけでもないですし、皆さんの期待に応えられるかなと心配はありながらも、思うままにやるしかない! とやらせていただきました」と振り返り。

零花のシーンに青山監督は「涙のシーンを見て、自分自身も撮っていて泣いてしまったんです。実際映画に使っていないテイクでも(齋藤の)涙が止まらなくて。ドラマの7年後を描いた映画ってちゃんとまとまるのかな、って僕自身も不安があった中、零花ちゃんが車の中でお母さんと会話するシーンを見て、『あ、これ大丈夫だな』と。そのくらい、自分自身で気持ちの転換にもなった。そのシーンを撮っていたカメラマンが、そのシーンを撮り終えてカットをかけなかったら、芝居に引き込まれすぎてレールから落ちちゃってました(笑)」と齋藤の演技に現場の全員がのめり込んでいたことを明かした。

そして、高橋はアクションシーンについて「ドラマでやらせていただいていた分、最初の頃より飲み込みも早い気がして、演じていて楽しかったですし、アクションシーンはやってみたかったことの一つでもあったのでうれしかったです。ドラマでは銃を取るシーンがあるのですが、そこがアイドルターンのようになって。銃を取る姿がきれいすぎると注意されました(笑)。『アイドルになってるよ』と言われて、すみません!と(笑)」と普段アイドルグループで活動する高橋ならではのエピソードを披露した。