ユエとランが少しずつ愛を育んでいく中で、忘れてはいけない存在がある。それは、劇中でもう一つの愛の物語を繰り広げるインジュンとモンヤオだ。
ユエの親友であるインジュンは、ユエの恋バナを聞いたり、一緒にゲームをしたりといろいろな場面で楽しくユエを支えていた。また、インジュンはランにとっても大切な友人の一人であった。ジュンに捨てられ、全てを失ったランをインジュンが救い上げた瞬間は、涙なしには語れないほど素晴らしいシーンだ。
その一方で、ランの親友・モンヤオは、お節介な一面を披露し、劇中では何度かランを困らせていた。しかし、モンヤオの行動は、ランに恩返ししたいという思いからだった。ランの気持ちに寄り添い、恋に臆病になっているランの背中を押してくれるモンヤオは、ランにとって最高な親友であることは間違いない。
ユエとランにとってなくてはならない存在のインジュンとモンヤオは、最悪な出会いをする。何度も衝突しながら、距離を縮めては、また離れてを繰り返す。最終話では、ユエとランの協力もあり、インジュンが「結婚してくれ」とモンヤオにプロポーズ。
モンヤオは、インジュンと親友・ランからのサプライズに涙を流しながら、「喜んで」と返事をする。“ケンカップル”を絵に描いたようなインジュンとモンヤオは、これからもたくさん衝突しながら、幸せな家庭を築いていくのだろう。
恋も仕事も順調なユエは、ランとの結婚式を数日後に控えていた。初恋の相手との結婚に、クールなユエは鳴りを潜め、どこか浮足立っている。
ドレスの試着に行った際には、笑顔が抑えきれない様子。親友・インジュンもそんなユエの姿を初めて見るようで、「まだ見てるのかよ(笑)」と突っ込んでいた。
どんどん進んでいく結婚式の準備。ユエとランは思い出の場所である大学で、撮影をすることに。幸せいっぱいのユエとランの姿は、どこを切り取っても美しく、思わず見とれてしまった人もいただろう。
そして、迎えた結婚式当日。ランとユエは、親しい人に囲まれ、会場に登場。アットホームな空間で、愛を誓い合うユエとラン。仲間らもユエとランを温かく見守る。初恋の相手・ランを諦めなかったユエが、つかんだ幸せ。この幸せがいつまでも続いてほしいと願わずにはいられないシーンとなった。
「25時間恋愛」最終話は、これまでの苦労を吹き飛ばすほど幸せなシーンが多く存在。どんなことがあっても、立ち向かい、恋と仕事にも手を抜かないユエとラン、そして仲間らが報われるような内容となった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)