映画、韓流、華流、歌舞伎、舞台など幅広いジャンルの番組を取り扱うCS衛星劇場。今回は、同局で3月に放送される番組を紹介していく。
高峰秀子生誕100年記念特集
■映画「二十四の瞳(デジタル修復版)」
【放送日】
3月7日(木) 夜6:25ほか
【番組詳細】
木下惠介監督の代表作であり、叙情性の中に反戦の思いを込めた日本映画史上に残る不朽の名作。壺井栄の同名ベストセラー小説を原作に、日本中を感動の涙で包み込んだ。全編小豆島ロケを敢行。高峰秀子が20代から50代までに扮して熱演、子役も実際の兄弟姉妹を起用して自然な成長を描いた。第12回米・ゴールデングローブ賞外国語映画賞受賞。キネマ旬報ベスト・テン第1位をはじめ、日本国内の映画賞も総なめにした。
<あらすじ>
昭和3年4月、小豆島の分教場に若い女性教師・大石久子が赴任してくる。迎えたのは1年生12人の子どもたちの二十四の瞳。久子と子どもたちはしだいに心を通わせていくが、時代は暗く、厳しい戦時期に入っていく。
映画「二十四の瞳 デジタル修復版」作品詳細
■映画「與太者と海水浴」<活弁トーキー版>
【放送日】
3月6日(水) 朝8:15ほか
【番組詳細】
弁士の佐々木亜希子と永田雅代のピアノ演奏による活弁トーキー版。與太者トリオ(三井、阿部、磯野)が主演する人気シリーズ第7作。高峰秀子が男の子として若様役を演じている。
<あらすじ>
一軒の二階家を三つに仕切り住んでいる三井写真館、阿部魚店、磯野果物店の3人は、夏に金儲けしようと浜辺に売店を出すことになった。阿部の弟・三吉は避暑に来ている東山家の若様敏行と仲良くなり、敏行の姉・澄子や教育係りとも知り合い、おかげで3人の開店の日には花輪が届き、店も繁盛した。澄子には恋人の禮二がいたが、禮二は磯野の妹・君江に近づき、君江は兄から注意されるのだった。何とか禮二の気持ちを元の澄子に戻そうとする磯野だが禮二は二度と澄子を省みなかった。
映画「與太者と海水浴<活弁トーキー版>」作品詳細
■映画「カルメン故郷に帰る(デジタル修復版)」
【放送日】
3月1日(金) 朝10:10ほか
【番組詳細】
木下惠介監督による日本映画初のカラー長編作品。高峰秀子、小林トシ子主演。2人のストリップガールの6日間の人生を微笑みと哀愁と風刺で描く。
<あらすじ>
ストリッパーのカルメンは、仲間の朱実を連れて里帰りをする。大騒ぎの村で2人は、なんとストリップ公演を敢行! 信州の夏の鮮やかな青空と大地を背景に、明るく伸びやかな世界が展開する。
映画「カルメン故郷に帰る デジタル修復版」作品詳細
THE ALFEE デビュー50周年記念 特集放送
■THE ALFEE / THE ALFEE MEIGAKU LIVE 3 NOVEMBER 1987
【放送日】
3月3日(日) 昼1:00ほか
【番組詳細】
1987年11月3日にメンバーの出身校である明治学院大学で行われた伝説のLIVE。同校のグランド内に設営された野外ステージで熱唱。「WIND OF TIME」「AMERICAN DREAM」「終わりなきメッセージ」など全9曲。
<セットリスト>
1.WIND OF TIME
2.AMERICAN DREAM
3.BLUE AGE REVOLUTION
4.悲しき墓標
5.Stand Up,Baby -愛こそすべて-
6.青い瞳のジュディ
7.ROCKDOM -風に吹かれて-
8.My Truth
9.終わりなきメッセージ
「THE ALFEE / THE ALFEE MEIGAKU LIVE 3 NOVEMBER 1987」詳細
■THE ALFEE / THE ALFEE ALL OVER JAPAN 4ACCESS AREA 1988
【放送日】
3月3日(日) 昼1:45ほか
【番組詳細】
1988年に札幌、横浜、大阪、福岡の4カ所で行なったライヴの模様を収録。「星空のディスタンス」「Stand Up,Baby -愛こそすべて-」などのセットリストで、当時のライヴの臨場感を凝縮した映像で綴る。全17曲。
<セットリスト>
1:星空のディスタンス
2:Stand Up,Baby -愛こそすべて-
3:OVER DRIVE
4:夢よ急げ
5:恋の炎
6:ROCKDOM-風に吹かれて-
7:DAYS GONE BY
8:孤独のHERO
9:See You Again
10:ラジカル・ティーンエイジャー
11:不良少年
12:BRIDGED TO THE SUN
13:クリスティーナ
14:終わりなきメッセージ
15:19(nineteen)
16:夜明けのLANDING BAHN
17:SWEAT&TEARS
「THE ALFEE / THE ALFEE ALL OVER JAPAN 4ACCESS AREA 1988」詳細
■THE ALFEE / JUST LIVE!
【放送日】
3月3日(日) 昼3:30ほか
【番組詳細】
1992年8 月、約5万人が来場した横須賀シーサイドパークでの11回目のライヴ映像。「Promised Love」「いつも君がいた」「夢よ急げ」「SWEAT & TEARS」「終わりなきメッセージ」ほか。全20曲。
<セットリスト>
1:ジェネレーション・ダイナマイト
2:King’s Boogie
3:鋼鉄の巨人
4:AMERICAN DREAM
5:恋の炎
6:Count Down 1999
7:ひとりぼっちのPretender
8:Promised Love
9:いつも君がいた
10:シュプレヒコールに耳を塞いで
11:SWINGING GENERATION
12:Masquerade Love
13:Stand Up,Baby -愛こそすべて-
14:夢よ急げ
15:JOURNEY
16:君に逢ったのはいつだろう
17:Heart of Justice
18:Just Like America
19:SWEAT&TEARS
20:終わりなきメッセージ
「THE ALFEE / JUST LIVE!」詳細
舞台「無駄な抵抗」
【放送日】
3月31日(日) 昼4:00
【番組詳細】
無駄な抵抗はやめろ、と誰かが言う。私の気持ちを挫こうとして。抵抗は、やめない。まだ無駄と決まったわけじゃない。「運命」をテーマにした前川知大×世田谷パブリックシアターによる4年ぶりの新作。古代ギリシャの叙事詩、ホメロスの「オデュッセイア」を原典とした新たなスケールのストーリーに挑戦した2019年の『終わりのない』に続き、今回前川が選んだテーマは、ホメロスの後に登場した古代ギリシャ悲劇。ソポクレスの「オイディプス王」に代表されるように、ギリシャ悲劇の大テーマである「運命」を扱う。多彩なキャストが集結。イキウメ公演ほか数々の前川作品に出演し独自の存在感を発揮する池谷のぶえ、2018年『ゲゲゲの先生へ』以来5年ぶりの前川作品出演となる松雪泰子、イキウメ公演のほか『終わりのない』から続けての出演となる清水葉月。また今回が前川作品初出演となる渡邊圭祐、穂志もえか。そして、非現実的な世界もリアリティ溢れる演技で体現し、前川作品には欠かせない劇団「イキウメ」の俳優、安井順平、浜田信也、盛隆二、森下創、大窪人衛が脇を固める。※本編終了後には、作・演出の前川知大、出演の池谷のぶえ、渡邊圭祐のインタビューも放送。
<あらすじ>
その駅は半年前に電車が停まらなくなった。どの電車も通過するだけ。住民は困惑しながらも、隣の駅まで行くなり、他の交通手段を使うなりして日常を守っていた。駅ビルは寂れ、駅前の広場は活気を失った。占い師として活躍していた桜(松雪泰子)は地元に戻ってカウンセラーとして再出発する。クライアントとして現れたのは、同級生の芽衣(池谷のぶえ)だった。芽衣は、かつて桜に言われた言葉に強く影響を受けていた。その言葉が自分の性格と人生を決定づけ、苦しんでいると言う。あれは予言であり、呪いだったと。
駅前広場で始まる対話は、次第に芽衣を取り巻く奇妙な運命を明らかにしていく。幼い頃の父の態度、叔父との関係、予言を避けるためにした選択、母の残した手紙、芽衣の入れ込むホストの出生の秘密。叔父が探偵まで雇い、芽衣を監視していたこと。2人は、芽衣を苦しめているものが何なのか、そして芽衣の心に深く刺さった桜の予言をどうするべきなのか、考える。広場では、関係者たちが2人の会話に聞き耳を立てている。
舞台「無駄な抵抗」作品詳細
イッツフォーリーズ公演 ミュージカル「聲の形(こえのかたち)」
【放送日】
3月24日(日) 昼4:45
【番組詳細】
大人気漫画、大今良時「聲の形」(講談社「週刊少年マガジン」所載)が、劇場アニメ映画に続き、初のミュージカル化で上演。聴覚障害を持つ少女との対話を通じ、『思いを伝えることの難しさと尊さ』を繊細に描く。W主演にブロードウェイミュージカル「ピーター・パン」で主演を務める山崎玲奈、ボーイズユニット「NORD」メンバーの島太星を迎え初ミュージカル化。
<あらすじ>
石田将也はガキ大将気質の小学6年生。ある日、同じクラスに先天性の聴覚障がいを持つ西宮硝子が転校してくる。ノートを使い筆談で語りかける硝子は、次第にクラスで浮いた存在になり、嫌がらせの対象になっていく。そんな硝子のことが将也は気になって仕方なく、気持ちの伝え方が分からないまま、さらに硝子に嫌がらせをしてしまう。やがて硝子への嫌がらせが担任の耳に入り、将也はその犯人として吊し上げられ周囲から孤立していくのだった。
その後、硝子は転校。将也は固く心を閉ざし、消えない罪悪感を抱えたまま高校3年生になった。偶然、町で硝子を見かけた将也は、彼女を追いかけて、手話サークルに通っていることを知る。あの頃、謝罪の気持ちを言えなかった将也と、自分がいることで誰かが傷つくと思いつめる硝子。2人は閉ざしていた心を開き、少しずつ気持ちを表せるようになっていくとき、2人の周囲の人たちも変わり始めていく。
イッツフォーリーズ公演 ミュージカル「聲の形(こえのかたち)」詳細