雨はもちろん、太陽にも優しく寄り添う千秋。役目として一線を引いているかのような日下との違いに、千秋はおせっかいな部分もあるのかとも思わせたが、ラストでその理由が明らかになった。
千秋は、太陽の亡くなった母だったのだ。
「お母さんが生きてたら~」というせりふも、“今”という時間が「打ち上げ花火が夜空で咲いて散るまでの時間」である“10秒間”と語ったことも、つながった瞬間だ。
また、同時に太陽の父・陽平(遠藤憲一)が娘の春陽(出口夏希)に亡くなった妻=太陽と春陽の母・明日香の写真を見せる様子が描かれていたが、明日香の実家から送られた封筒に書かれていた名字が“千秋”だった。
すると、視聴者からは「やっぱり」と正体を予測していた意見がありつつ、「名字だったのか!」とその仕掛けに驚く声も上がった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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