キム・ガンウ(以下、ガンウ):スヒョンの夫、カン・スホを演じました。スホは、家庭に突然訪れた悲劇にまつわる真相に迫っていく元記者、ニュースキャスターです。家族思いの夫として妻を愛し、父として息子を愛している、そういった姿に注目していただきたいと思います。
(キャラクターを“動物”で例えると?)二面性が求められるキャラクターだと思ったので、家族と家にいる時はウサギのようなかわいい草食動物、後半に行くにつれて鷲のようなイメージをうっすらと浮かべましたね。
イム・セミ(以下、セミ):私が演じたハン・ユリはセレクトショップの代表で、スヒョンさんを実の姉のように心から慕っている人物です。ユリはある一面では前向きで明るくてエネルギッシュなキャラクターですが、人間というのはいろんなことを経験しながら生きると思うんですね。なので、ユリも一つの面だけでなく、いろいろな表情を見せていきます。
(演じていて心がけたことは?)先ほどナムジュさんが、初めは明るい水色だとご自身のテーマカラーをおっしゃいましたが、悲劇が起こって物語全体が暗い雰囲気になってもユリだけはその段階の明るい雰囲気を失わないように、ウン・スヒョンに対する愛情をずっと保って撮影にも臨んだし、気持ちを切らさないように頑張りました。
――ナムジュさんは今作が6年ぶりのドラマ復帰ということですが、この6年はどう過ごされていましたか?
ナムジュ:この6年間、私は母としての生活を楽しんでいました。その間は母親として頑張って、子どもたちが成長し私も仕事を再開しようかなと思った時、この作品に出会い、心を強く動かされました。この作品をもしほかの俳優がしていたら後悔するだろうと思って、今回引き受けました。
――今回、先輩俳優のナムジュさんと共演されて緊張されたり学びもあったと思うんですが、共演陣の皆さまはいかがでしたか?
セミ:私の演じるユリはスヒョンさんが大好きなキャラクターですから、私からお答えしましょう(笑)。今回共演して本当に光栄だなと思いました。最初から最後まで目を離したくなかったんです、現場でもとてもカッコよくて。集中力がものすごいんですが気配りもされるかたなので、ご一緒できて本当に今回光栄でした。
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