――番組の対決では大人が負ける場面も多々ありますが、同じ大人として思うところは?
僕自身、スマホの使い方は100%娘から教えてもらったんですよ。そういう意味では、子どもに負け慣れている世代ではあるんです。ただ、大人のプロも本気でやっているからこそ、見応えがある対決になっているのは事実。だから、大人が負けている対決を見ると、何とも言えない気持ちになることもありますね。
――ご自身のお子さんの英才教育について考えたことはありますか?
息子はまだ1歳ちょっとなんですけど、「イチロー選手が幼少期からずっとお父さんに足ツボを押されていた」というエピソードを聞いたので、隙あらば捕まえて足ツボを押しているんです。おかげで、最近は僕の顔を見ると、すぐ逃げるようになりました(笑)。
でも、これが功を奏して、何年後かに天才キッズとしてこの番組に出てくれたらいいんですけどねぇ…。
――日本にあまたいる大人のプロと天才キッズにメッセージをお願いします。
立場や世代を超えて真剣勝負する場はなかなかないと思うんです。そういう場をこの番組で提供させていただきますので、ぜひご参加ください!
みなさんが真剣に勝負する姿を見て、大人と子どもがお互いにリスペクトできる関係がどんどん生まれたら、と願っています。
――番組の対決では大人が負ける場面も多々ありますが、同じ大人として思うところは?
プロは勝って当たり前…みたいなところがあると思うんです。そのプレッシャーの中で戦ってくれるプロはカッコいいですよね!
それこそ、この番組に出てくるプロの皆さんは教室を開いていたり、テレビの前で弟子と対決することになったりもする。対決の結果によっては、翌日からの人間関係に影響が出る可能性もあるわけです。そういうものをすべて背負って、いわば生活を懸けてプロが真剣に勝負してくれるからこそ、感動的な対決になるんだと思います。
――ご自身のお子さんの英才教育について考えたことはありますか?
やりたいことをやるのが一番だと思うので、全部子ども任せです。ただ、子どもの興味に合わせて、アシストしたりはしています。
例えば、下の子は生き物が好きなので、目の付くところに図鑑を置いたりして…。ただ、脱皮の本とかマニアックなものばかりなので、手に取ってくれないんですけどね(笑)。
――視聴者と、日本にあまたいる大人のプロと天才キッズにメッセージをお願いします。
日本全国には僕らが知らない分野のプロがたくさんいらっしゃるはず。ぜひこの番組に参加して、テレビの力を利用して認知度を高めていただけたらと思います。この番組を踏み台にしてください(笑)。
――中丸さんは子どもの頃に、周りから「スゴい!」と一目置かれたことはありますか?
親から「挨拶だけはちゃんとしろ。目上の人を敬え」としつけられていたので、知っている人には片っ端から挨拶していましたし、重い荷物を持っているおばあちゃんを見かけたら、手を貸していました。すべて親の教育のたまものではありますけど、恐らく近所の人気者だったと思います(笑)。
――ジャニーズ事務所の中で「この人はこういう部分で天才だな」と思う人はいますか?
Hey!Say!JUMPの岡本圭人くんの気遣いは、日本トップレベルだと思います。一緒に食事をする機会があったんですけど、飲み物の減り具合から時間まで細かく気に掛けていて、さらりと気遣った言動を取ってくれるんです。
たぶんお父様のしつけが素晴らしかったんでしょうね。僕もそうできたらな…と思うんですけど、うまく自然にやれないタイプなので、尊敬しています。
――視聴者にメッセージをお願いします。
なぜ日本ではこんなにも天才キッズが生まれるのか、親はどういった教育をしているのか。その答えのヒントがある番組だと思うので、子どもも大人もぜひ見ていただきたいです。
子どもが元気だと周りも明るくなる。そういう意味ではこの番組は日本を元気にする番組なんじゃないでしょうか。この番組を見て、自分もやりたいという子がどんどん増えてくると思いますし、ものすごい天才キッズにどんどん出演してほしいです。
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