矢野はキャスティングが決まった瞬間について「裕介さんや梶田くんとは違い、5分ぐらいでオーディションが終わりまして、もうそれこそ1回テストでちょっと思ったことやってみてって言われたくらいでした。はい、ありがとうってだけさとう監督に言われたので、あ、落ちたなと。思ってたのと違ったんだなって思ってしょんぼりしながら帰ったんですけど、決まったとの連絡に逆に何が起きてるのかわからなかったです。そんな状況のまま1話に入ったと言っても過言ではないです!」と矢野も、落ちたと思っていた中での合格パターンであったことに、会場からも笑いが起きた。
感想について「私も梶田さんと一緒に1話のダビング作業を見学させていただいたんですけど、もうその時から2人で、裕介さんと中村さんがかっこいい!と言いすぎて、スタッフさんに少し静かに…と言われるぐらい興奮してました!お2人とも全くジャンルは違うんですけど、めちゃめちゃかっこよくて。」と熱量のある回答を述べた。
最後に、中村は「昨今、特にコロナ禍に入ってからスタジオでオーディションを行うのが減っていたので、久々に楽しくやらせていただきました。スタジオの中でオーディションやると、監督やスタッフさんがどういう考えでこのキャラクターを持っていきたいかっていうお話を直接伺えるんで、イイですよね」とオーディション時の心境を述べた。
さらに「テープオーディションって言って、事前にこちらで録音をし、送って聞いていただくっていう形だと、演者側が思ったこのキャラクター像でしかないので。監督が完成形として思ってる言葉ってのを伝えていただけるのはすごく楽かったので、この作品に参加できたら面白そうだなと思っていたところ、演じさせていただけることになったので、非常に光栄でした」と語った。
感想について聞かれると「画も演出も音のつけ方が、監督がやっぱり自分で音響監督もやってるだけあって…似てますよね?」と、さとう監督が携わった過去の作品名が連想される内容を盛り込み、会場を湧かせた。
さとう監督は「この作品は、本当に多くのスタッフが、彼ら(登壇者の皆さん)も含めて、キャストも含めて、全力でやっております。先ほど小林くんが音楽のことにも触れましたけど、僕と長年一緒にやっている池頼広さんという劇伴作家が今回もやってくれてるんです。今日見てもらったあの映像はシンクロスコアって言って、シーン全部に音楽を当て書きしてます。なので、ばっちり合ってるよねって。キャラクターの心情を音楽で引き出してくれるんです。ぜひオンエアを見てもらって、よりそこも意識してもらえるといいなと」とコメント。
さらに、「実は音楽はハリウッドで録ってるんです。僕はリモートで深夜3時ぐらいから翌日のお昼ぐらいまで拝見しましたけど、素晴らしいです。やっぱり映画と同じ取り組み方をさせていただいておりますから、そういったところもぜひぜひ皆さん堪能していただけたらなと思っております」とファンへメッセージを送った。
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