晴見フィルが仙台オーケストラフェスティバルに参加できることになった。晴見フィルにとっては、今後の活動を続けるための最後の望みであり、最後の演奏になるかもしれないのだが、再びみんなで演奏できることに古谷たちは大喜び。しかし、遠征費用も練習場所もなく課題は山積みであった。
その後、瑠李の尽力で熱海にある保養施設を練習会場として使用できることに。響も大輝に誘われて一緒に車で現地へ向かう。
そんな中、ドイツのシュナイダーから俊平に譜面が届く。その譜面にインスピレーションを受け、俊平は久しぶりに曲作りに没頭。そして響は、音楽合宿で俊平の思いを知ることになる。
――という物語が描かれる。
公式HPなどで公開されている予告動画では、「僕は響にまだ何もしてやれてない」という俊平のせりふや、「圧倒的じゃなきゃパパと同じ舞台には立てない!」と発狂する響を「苦しんでやる必要なんかない」と諭す志帆の姿などが描かれている。
一方で、晴見フィルが再び集結し音楽合宿をする姿も。それぞれが生き生きとした表情で俊平を見つめている。
そしてラストには、「私、ひどいこと言った」とついに本音をもらす響と、目に大粒の涙を浮かべる俊平の姿が映し出されている。
第9話放送を前に、SNS上では「また涙が止まらなそう」「ついにマエストロが5年前の後悔と向き合うときがくるのですね」「いまの響ちゃんならきっと分かり合える」「いろいろなことを教えてくれるドラマ」「終わりが近づいてきていると思うと寂しい」といった声などが上がり、話題となっている。
「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」第9話は、3月10日(日)夜9:00よりTBS系にて放送。
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