エスエス製薬株式会社が展開する解熱鎮痛薬ブランド「EVE」のブランドアンバサダーを務める菜々緒が、3月7日に都内で開催された「BeliEVE Project 発足イベント」に出席。ゲストの横澤夏子と共に“女性のリアルな悩み”に対して持論を交えて答えた。
今回のイベントは、3月8日(金)の国際女性デーに合わせて目標を掲げて生きる女性が本来持つ力を発揮し、前へと進み続けられる未来を作る「BeliEVE Project」の発足を記念したもの。同プロジェクトの第1弾として、このほど対話型×生成型AIツール「BeliEVE Project Your Voice AI」をローンチした。
「BeliEVE Project」発足について、ブランドアンバサダーの菜々緒は「以前からEVEの皆さんは女性が直面する社会課題の解決へ取り組んでいるのを間近で見せていただいていましたし、パーパスのムービーを撮影させていただいた時もブランドの思いを共感させていただいていたので、こういう形で皆さんとプロジェクトを進めていけることをうれしく思っています」とエスエス製薬の取り組みに共感を示す。
そして今回のイベント開催にあたって調査した中で寄せられた“女性の見えない悩み”についての相談に、菜々緒と横澤が答えることに。
「ロールモデル(※行動や考え方の模範になるような人)が身近にいません。菜々緒さんはどのようにロールモデルを見つけていますか?」という悩み相談に、菜々緒は「必要な場合ももちろんあると思いますけど、ロールモデルっていなくても全然問題ないなと思うんです。どうしても何か自分とは別のポテンシャル、能力、違う人間をロールモデルにすることによって、その人と同じようにできなかった自分を無意識のうちに責めたりする場合も多いと思うんです。とにかく自分はどうしたいのかを突き詰めていくと、自ずと本当に自分がやりたい方向性というのが見えてくると思うんです」と持論を展開する。
そして、その上で「もちろんいてもいいし、いなくても自分自身がやりたいことだったり、本当に好きなものだったり、“本当はどうしたいか”というものを常に考えていくことのほうがいいのではないかなと。どうしても比べちゃうじゃないですか」と悩みに対する解決策を提示すると、「すごいなあ…」と感心しながら聞いていた横澤も「ロールモデルを探そうと必死でした。ロールモデルがいたら楽なんじゃないかって。でも、結局その人がいたとしても全然たどり着けないみたいなことで悩んじゃいますもんね」と首肯。
さらに菜々緒は「それ(ロールモデル)通りにしかならない自分しか想像できないような気がしていて。立場だったり、環境だったり、人それぞれ違うものに対して比較するということは一番よくないことだと思うんですよね。共働きかどうかも分からないですし、お子さんが何人いるかとか、そういったことも人によって全然違うので、比較しないような形で自分自身を大事にしながら自分と向き合うことのほうが大事なんじゃないかなと思います」と力を込めて伝えると、横澤は「カッコイイ…!」と感嘆の声を漏らしていた。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)