漫画のイケメンキャラにイメージを重ねられるのも納得のチャウヌだが、最新作「ワンダフルワールド」では一転、荒々しく影のある人物を演じて話題を集めている。
「ワンダフルワールド」は、愛するわが子を突然失ったことをきっかけに人生が一変してしまう主人公スヒョン(キム・ナムジュ)と、彼女と同じ痛みを抱えた青年ソンニュル(チャウヌ)が出会い、運命の歯車を狂わせていく姿を描くヒューマンサスペンス。
ソンニュルは、ある事件をきっかけに自ら厳しい生き方を選んだ人物。実は、スヒョンとはさまざまな因縁で結ばれていて、それが少しずつストーリーに沿って“パンドラの箱”を開けるように明かされていくという。
制作発表会見でも「タフな生き方を自分で選んだ人物なので、ヘアスタイルも整っていない、メイクのリタッチもあまりしないナチュラルな姿をイメージしました」と語った通り、ソンニュルはこれまでチャウヌが演じたキャラクターとは違い、“顔天才”ぶりが強調されていない。泥だらけで自動車の解体場で働き、無造作に食事をかき込む。Tシャツの袖からのぞく腕はたくましく、今までにない荒々しさがその全身から漂ってくる。
第2話で本格登場したソンニュル。どん底から立ち直ろうともがくスヒョンにとって、この出会いは幸運の鍵なのか、それとも破滅への入り口なのか…先の読めない展開が続く。“マンチッナム”なハイスペック男子とは全く違う、新たなチャウヌの顔が垣間見える作品としても、見どころ多いドラマとなりそうだ。
なお、「ワンダフルワールド」は毎週金・土曜にディズニープラスのスターで新エピソードを配信中(全14話)。次回は3月8日(金)に第3話が配信となる。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)