――お二人はオーディションで本作への出演が決定したそうですが、主演に決まった時の心境を教えてください。
月島:オーディションが3回ほどあったのですが、主演ドラマのオーディションに挑むこと自体が初めてだったんです。オーディションは毎回楽しく、悔いなく終えることができていた中で、「高木さんに決まったよ!」と知らせを聞いて、とにかくうれしかったです。
俳優を目指して頑張っているので、将来に向けての第一歩といいますか、これからの活動につながるなと思いました。
ですが、それと同時にびっくりもしました。最終審査はゲームのような審査だったので、すごく楽しかったのですが、周りには選考で選ばれてきた(演技が)上手な方たちが来ていたので…。そんな中で選んでいただいたと聞いて、とにかく頑張ろうと決意しました。
黒川:僕もオーディションは3回くらいありました。一次審査はすごく人が多く、渡された台本も2枚しかなかったので、西片がどんな子なのかつかめず、“これはダメだ”と思っていたんです。
でも、その後の二次審査の時は女の子が6人と、僕一人だけだったので“これは、まさか!?”と期待したのですが、三次審査では女の子3人、男の子3人でオーディションをしたので“あ…なるほどな”と(笑)。合格した時は「やったー!」と思いました。
――オーディション中の心境や印象的だったこと、また今回の役を勝ち取るために工夫したことがあれば教えてください。
月島:オーディションの前に原作を見てみたりして、高木さんの特徴を学びながら、いただいた台本のせりふを練習しました。
基本的には一人で練習をしていたので、難しいなと感じることもあったのですが、練習をしていくうちに楽しくなっていきました。意識したのは、声のトーンや大人っぽい表情で、普段の自分とは心を入れ替えてできるように頑張りました。
黒川:オーディションに向けてというのはあまりなかったのですが…今回のオーディションではコミュニケーションを取る一環として、ワークショップのような形でいろんなゲームをする時間があったんです。
最初はすごく緊張したのですが、ゲームをしていくうちにコミュニケーションが取れるようになっていって、演技中も楽しく会話をすることができました。
――ちなみに、ドラマ出演決定後お二人が最初にお会いしたのは本読みの時でしょうか?
月島:初めて会ったのは確か何かの打ち合わせで行った際に、一瞬顔を見合わせたぐらいだったと思います。そのあとに本読みの日がありましたが、最初はお互いに緊張してしまっていて、一言も話せなかったのですが…(笑)。撮影を重ねていって、最後はすごく仲良くなれました!
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)