「フリースタイル日本統一」(毎週火曜深夜1:26~1:56 テレビ朝日/テレビ朝日放送後の毎週火曜深夜2:05~2:35 ABEMA HIPHOPチャンネル)#20が、ABEMA HIPHOPチャンネルにてテレビ朝日放送終了後の3月5日深夜に放送された。
「フリースタイル日本統一」は、番組をオーガナイズするZeebra、青山テルマ、関口メンディーを番組MCに迎え、地元を背負った3人1組のラッパーたち全16チームが、天下統一を目指してフリースタイルバトルをくり広げる新たなラップバトル番組で、地域ごとに分かれたチーム戦で行われるバトルでは、勝ったチームが負けたチームから1名吸収し、勢力を拡大していくことができる。
勝負は8小節3ターン1ラウンド制のバトルを勝ち抜き、相手チームを全員倒せば勝利となる。審査員をいとうせいこう、LiLy、KEN THE 390、Kダブシャイン、GOCCIが務め、トーナメントを勝ちあがり、最終的に日本統一したチームには、優勝賞金100万円が贈られる。
3月5日の放送回では、2月27日の放送回で、“チーム兵庫”最後のひとりとなるも、KANDAI、楓、歩歩に起死回生の3連勝し、勢いを増していくCIMAを止めるべく、呂布カルマが立ちはだかる。「テレビにめちゃくちゃ呼ばれてタレントあつかいされても 俺テレビでダサいラップなんかやってない」とテレビ出演への思いやラッパーとしての矜持を語った呂布に対し、「別に好きにやったらええやん」とかわし、仲間やHIPHOPへの愛がにじみ出る“熱韻スタイル”で受けて立ったCIMAが、審査員票3対2を獲得し、みごと4連勝した。
一方、今大会“2戦2敗”となってしまった呂布は、「ごめんなさい、また言ってること、ぜんぜん意味わからなかったです」と肩を落としていた。
続いてCIMAは、“チーム東海”最後の砦、泰斗a.k.a.裂固と決勝進出を懸けた最後の戦いとなる。次々とくり出される言葉の意味はもちろん、圧倒的なライミングスキルを見せつけた泰斗a.k.a.裂固と、力強いアンサーと根底にある“俺イズム”でオーディエンスを惹きつけたCIMAの、チームの命運を懸けた鬼気迫るふたりの戦いに、会場は熱狂する。
そして、大将戦の結果、審査員票3対2で泰斗a.k.a.裂固が勝利し、「めっちゃヒリヒリしました」「ぜったい負けられないっていう気持ちで挑んで、やっとリベンジをカマせました」と安堵の表情を見せ、その後、“チーム東海”はCIMAを新メンバーとして吸収した。
番組後半では、決勝進出した“チーム神奈川”と“チーム東海”の軌跡をふり返りながら、番組MCのZeebraが、それぞれのラッパーの強みや魅力を解説した。次回、3月12日(火)深夜放送の #21では、いよいよ決勝戦がスタートする。
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