2000人が大爆笑! アニメ「ギャグマンガ日和+」がいよいよスタート

2010/01/07 18:15 配信

アニメ 芸能一般

イベントに登場した大地丙太郎監督、名塚佳織、うえだゆうじ、前田剛(写真左から)

CS放送・キッズステーション、読売テレビほかで'10年1月から放送が開始されるアニメ「ギャグマンガ日和+(プラス)」のイベントが12月20日、千葉・幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2010」内で行われ、大地丙太郎監督と声優のうえだゆうじ、名塚佳織、前田剛がトークショーを行った。

本作は、「ジャンプスクエア」(集英社)で連載中の増田こうすけ氏の漫画が原作。聖徳太子と小野妹子、松尾芭蕉と曾良、うさみちゃんとクマ吉君など、歴史上の人物やオリジナルキャラクターたちが繰り広げる、ブラックでシュールなギャグアニメだ。

「週刊少年ジャンプ」「ジャンプスクエア」「Vジャンプ」の集英社3誌合同で開催する「ジャンプフェスタ」は、子どもから大人まで2日間で20万人近くが参加する一大イベント。漫画の世界が体験できるアトラクション「ジャンプ体感ワールド」や、生原画を展示した「ジャンプ原画ワールド」、限定・先行グッズの販売などさまざまなイベントが行われた中、声優のトークショーやジャンプ作品の特別アニメも上映され、「JUMP STUDIO」のブースでは「ギャグマンガ日和」のステージが開催された。ステージには大地監督や声優のうえだが登場。そして、前田・名塚コンビは人気キャラクターである聖徳太子・小野妹子に合わせて赤と青のジャージ姿で登場し歓声を浴びた。イベントでは生アフレコやプレゼント抽選会、新作「ギャグマンガ日和+(プラス)」第1話の先行上映などが行われた。

観客約2000人が第1話を見て大爆笑している様子をステージから見た大地監督は、「2000人が目の前で腹を抱えて笑っている姿が見られて、これは幸せ。世の中不景気で暗いニュースもありますが、5分間だけは暗い空気を吹き飛ばしてほしい!」と感激もひとしおの様子。観客の生の反応に、名塚も「これだけの人が見てくれているというのがうれしくて。今後の収録も全力でやりたい」と興奮気味に語った。

アニメ版は、せりふを原作からほとんど変えず忠実に再現しながらも、声優陣のせりふの言い方1つにもこだわりが詰まっている。前田が「うえださんは第1弾から自分のせりふの時に一度も笑ったことがないんですよ。僕たちは彼のことを“サイボーグ”と呼んでいるんですが、そのうえださんが今回初めて吹き出したんですよ!」と収録裏話を明かすと、本作スタートを待ち望むファンからは期待の歓声が上がった。