綾辻行人によるミステリー小説『十角館の殺人』(講談社文庫)の実写ドラマが、オンライン動画配信サービス「Hulu」にて3月22日(金)より独占配信される。そしてこの度、本作より新たな場面写真が解禁となった。
「日本ミステリー文学大賞」を2019年に受賞、1992年には「日本推理作家協会賞」を受賞した、日本を代表するミステリー界の巨匠・綾辻行人。彼の代表作として、世界中のミステリーファンを熱狂させ続けている、全世界シリーズ累計670万部の大ベストセラー「館」シリーズは『十角館の殺人』から『奇面館の殺人』まで、9つの長編推理小説からなる壮大なストーリーで綴られており、現在はシリーズ10作目となる『双子館の殺人』が連載中だ。
そんな現代本格ミステリーの第一人者であり、第一線で牽引し続ける綾辻の「館」シリーズだが、今回実写化される『十角館の殺人』は、綾辻行人史上最高傑作の呼び声高い作家デビュー作となる。
2月には、実写化不可能と言われた本作のドラマキャストが発表され、SNS上では「キャスト発表でますます楽しみ」「奥君、青木さん最高!」「楽しみでしかない!!青木崇高さん!奥智哉さん!絶対合ってる」などのコメントが寄せられた。
今回解禁された場面写真は、“十角館”を有する孤島・角島(つのじま)から遠く離れた“本土”で偶然の出会いを果たした江南孝明(奥智哉)と島田潔(青木崇高)が不可解な謎に引き寄せられ、互いに推理を語る場面や、謎を解明するために関係者の家を訪ねる姿が映し出されている。
中村からの手紙を受け取った江南は、中村青司の弟・中村紅次郎(角田晃広)を訪ねた先で島田との出会いを果たす。手紙に関する江南の仮説に興味を持った島田は、江南と共に謎を追うことになり…。
謎を解き明かすべく推理を重ね、関係者を訪ねまわり、その中で繰り広げられる江南と島田の絶妙な掛け合いは本作の見どころの一つ。好奇心旺盛で推理好き、思い立ったらすぐ行動する2人は出会った時から阿吽の呼吸で息ぴったりだ。
もともと奥は青木が出演した映画「るろうに剣心」に影響を受け、演技の世界に飛び込んだという。本作では、青木とバディ役として初共演し、初主演という大役を見事に演じ切った。監督を務めた内片輝監督も「このコンビの笑顔は、作品の大事なスパイスであり、メインディッシュでもある」と語るように、“映像化不可能”と言われた傑作ミステリーの実写化で魅せる息のあった演技と魅力的なキャラクターにも期待が高まる。
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