「おめでとうアイアンマン」の声も アカデミー賞助演男優賞はロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』では海軍少将役

2024/03/11 17:09 配信

映画

第96回アカデミー賞で助演男優賞を受賞したロバート・ダウニー・Jr.写真:ロイター/アフロ

アイアンマン/トニー・スターク役で日本でも人気のロバート・ダウニー・Jr.が、映画「オッペンハイマー」(3月29日[金]より日本公開)で第96回アカデミー賞助演男優賞を受賞した。「オッペンハイマー」は助演男優賞以外に作品賞など最多7部門を受賞。

ロバート・ダウニー・Jr.が助演男優賞を獲得

3月10日(現地時間)、第96回アカデミー賞授賞式が行われ、クリストファー・ノーラン監督最新作「オッペンハイマー」が、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、撮影賞、編集賞、作曲賞の最多7部門を受賞した。

同作でロバート・ダウニー・Jrはアメリカ原子力委員会の委員長でアメリカ海軍少将のルイス・ストローズを演じた。頑固で野心に満ちた人物で、やがて水爆実験をめぐってオッペンハイマーと対立を深めていく役柄となっている。

ロバート・ダウニー・Jr.は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の「アイアンマン」(ディズニープラスで配信中)シリーズなどでアイアンマン/トニー・スターク役として日本でも人気の高い俳優。

今回の受賞にSNSでは「おめでとうございますアイアンマン」など、MCUファンからも喜びの声があがっている。

「オッペンハイマー」あらすじ


「オッペンハイマー」は、第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者J・ロバート・オッペンハイマーの栄光と没落の生涯を実話にもとづいて描く作品。

2023年7月の全米公開を皮切りに、世界興収10億ドルに迫る世界的大ヒットを記録。実在の人物を描いた伝記映画としては歴代1位。

クリストファー・ノーランが監督、脚本を務め、主演のキリアン・マーフィーほかエミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナーらが出演。