現役の漫画家でありながらも、漫画の講師として学生たちに指導している葛西りいち。そんな日々で感じるのが、漫画家を目指す子、そしてそれを見る編集者、どちらも自分たちのときとは大いに違うこと。コンプラなんて言葉のなかった時代、編集者からのパワハラ、セクハラ、モラハラなどは当たり前。それでもデビューを目指すためがむしゃらに頑張ったが、今のマンガ業界は変わってしまい…?
今まで語られてこなかった昔のハチャメチャな業界の裏側や、現代のZ世代のおかしな日常を描いた漫画業界の今昔物語「漫画専門学校講師のマンガ業界ウラの裏」(著・葛西りいち、竹書房)から、全8回連載でお届け。今回は第6回となる。
前回、自分が学生時代言われた嫌味を言わないように決めていたが、今の学生は自己防衛が強すぎると感じた葛西。そんな学生たちが使う「でも」「だって」「いや」は魔法の言葉で…?
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