コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、たがわさんの「時給800円のバイトが辞められない」をピックアップ。2024年2月20日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、6千件に迫る「いいね」と共に、多くの反響が寄せられた。本記事では、たがわさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
“殺し屋”ブルーノは殺し屋界のトップに君臨する伝説的存在。目にも止まらぬ速さ仕事をこなすといわれ、正体は誰にもわからない謎多き人物でもある。しかしそんな完璧超人の彼にも、1つ大きな悩みがあった。それは中華料理屋のアルバイトがやめられないことだ。
「おっそいわよ！早くこっち手伝って！」店に戻ったブルーノは、店主の一喝に「す、すみません」と消沈。世界中のアングラ社会にファンがいて、金も人望もある人物とは思えない姿だった。そんななか、「ヤクザもんの抗争の情報が入った」「当日事務所を見はって組長の命を助けてほしい」という依頼が。その日はバイトが入っているが、ブルーノはどうにか並行することを決意する。
当日、怪しい人物を見かけながらも仕事のため手を出せないブルーノ。だが標的となっている事務所から出前の連絡が入ったことで、出前として駆けつけることに成功するが…。
実際に物語を読んだ人からは、「殺し屋さんも大変だね」「美味しい展開かと思いきや、苦しい展開で笑った」「殺し屋を萎縮させるおばちゃん何者」などの声があがっている。
――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。
私もいくつか飲食店のアルバイトをしておりまして、バイトって始めるのも大変ですが辞めるのも同じくらい神経を使うなと思ったのがきっかけです。
加えて大金を稼ぐ仕事をこなす主人公が時給800円ほどのバイトが辞められない、そこにキャラが出るかなと思いました！
――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
すぐバイトを休むリア充の高尾ちゃんですね。かわいいです。
――来々軒のスタッフは、誰もブルーノを怪しんではいないのでしょうか。
怪しんでないです。
超一流の殺し屋なので、いっさい悟らせません。ばんばん雑用を押し付けられます。
――店長はもの凄いクマを作っていましたが、人員不足が続く理由などはあるのでしょうか。
時給が低いからだと思います…笑
実際飲食の現場は大変といいますので、店長も寝る間も惜しんで頑張ってることでしょう。
――ブルーノも恐れる剣幕の店長ですが、本当に一般人なのでしょうか。
一般人です。基本的に優しい良い人です。
主人公がバイトを辞めないように、辞めることを匂わせた際豹変します。
――今後の展望や目標をお教えください。
今後も沢山漫画を描いて、皆さんに愛されるキャラクターを生み出していきたいです！
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
本作を読んでくださり本当にありがとうございます！
まだまだ描き続けていきたいと思いますので、また次作もよろしくお願いします。
この記事の関連情報はこちら（WEBサイト ザテレビジョン）