ディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」のコンテンツブランド「スター」にて配信中のドラマ「SHOGUN 将軍」(毎週火曜配信/全10話、北米では「Hulu」で配信)のメイキング映像が公開された。
戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説「SHOGUN」をドラマ化した本作。このたび、ハリウッド作品初主演&初プロデュースを務めた真田広之の現場の様子を捉えたメイキング映像が公開された。
映像には、主人公・虎永役として、威厳ある演技を見せたかと思えば、自身の出演シーンの撮影が終わるとすぐさま甲冑(かっちゅう)を脱ぎ、ラフなTシャツ姿でプロデュース業に勤しむ真田の貴重な姿が収められている。
これまでも、ハリウッド作品に出演する中で製作陣から求められ、アドバイスなどは日ごろから行ってきたというが、「俳優としての限界を常に感じていた」という真田。
映像からも垣間見えるように、初めて“プロデューサー”という肩書きを正式に背負った今回は、これまでの制限を取り払い、日本と世界から集まったスタッフ&キャスト陣に直接指示を出し、せりふや所作などの演技指導に加え、小道具、衣装、背景に至るまで、全シーンの隅々までを監修し、妥協無しに創り上げていった。
映像では、浅野忠信や二階堂ふみ、西岡徳馬ら共演俳優陣、ショーランナーを務めたジャスティン・マークス、エグゼクティブ・プロデューサーのレイチェル・コンドウら製作陣も登場し、「カメラの前にいないときはカメラの後ろにいる」「いつ寝ていたのか分からない」などと、それぞれが肌で感じた真田の本気度の高さ、功績の大きさについて語っている。
2月に行われた本作のイベントでも、虎永の宿敵・石堂和成役を務めた平岳大に「僕に対しての監督からのダメ出しを、真田さんが監督と僕の間を行き来して伝えてくれた」と、主演俳優としてだけでなく、いちスタッフとしても現場を走り回っていたエピソードも明かされている。
本人も「この20年間の集大成。自分にとって非常に大きな第一歩ですね」と強い思いをはせているように、本作では、真田がこれまでの経験全てを注ぎ込み綿密に創り上げた全く新しい戦国ドラマが堪能できる。
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