「THEカラオケ☆バトル」出演…21歳演歌男子・澤口優聖「スポーツ選手になるか歌手になるか決めろ」、10歳で歌手になることを決断

2024/03/16 18:00 配信

音楽 インタビュー

澤口優聖撮影=橋本美花

歌手として活動するイチナナライバーの「澤口優聖」。1月に放送された「THEカラオケ☆バトル」に出演し、細川たかしの「北酒場」を歌唱。惜しくも予選敗退となってしまったが、同番組への10度目の出演を果たした。演歌講師をしていた祖父の影響もあり、2歳から演歌を始め、10歳で祖父から「スポーツ選手になるか歌手になるか決めろ」と大きな決断を迫られた結果、歌手になることを決断。現在21歳“演歌男子”として17歳で始めたライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」では4年間毎日ライブ配信を続けている。歌手とライバーの二足の草鞋を履きながら活動する澤口にインタビューを行い、歌番組の出演や歌手を目指したきっかけなどを聞いた。また「熱量を持って、きちんと継続できれば誰にでもスポットが当たるチャンスがある」と、4年間毎日続けた澤口が感じる、ライブ配信の魅力も語ってくれた。

「THEカラオケ☆バトル」10度目の出演…きっかけは「NHKのど自慢」


――はじめに自己紹介をお願いいたします。

北海道出身、21歳の演歌男子、澤口優聖です。現在は演歌を派生させたヒップホップと演歌の間の絶妙なラインの歌を歌っています。ライバーとしても活動していて4年間毎日「17LIVE」でライブ配信も行っています。

――1月14日放送された「THEカラオケ☆バトル」には10回目の出演だとお聞きしました。出演してみていかがでしたか?

結果としては、予選で敗退してしまったのですが、出演1回目から共演させていただいている堺正章さん、柳原可奈子さんらとも久々にお会いできて楽しかったです。プロデューサーさんからも過去に出演した時と比べ「(以前と比べて)一番変わっていておもしろい」と言っていただけました。

――「THEカラオケ☆バトル」に出演するようになったきっかけは?

14歳の頃に「NHKのど自慢」に出演したことがきっかけで、当時僕が通っていた中学校にサプライズでカラオケバトルのスタッフさんから出演を知らされました(笑)。

――最初の「THEカラオケ☆バトル」出演が決まった時はどんな心境でしたか?

僕に連絡する前に、スタッフさんと中学校と親で色々話してくれていたらしく、急に教室のドアが空いて「カラオケバトル出演決まりました!」と言われ、とてもびっくりして「うわぁー!」と叫んだのを覚えています。それから2回目、3回目と呼んでいただけるようになりました。

澤口優聖撮影=橋本美花


10歳で歌手になることを決断「スポーツ選手になるか歌手になるか決めろ」


――そもそも、歌にはいつ頃から触れ始めたのでしょうか?

祖父が言うには、僕が2歳の時から音が取れていたらしく、歌手にしたいという祖父の思いから強制的にレッスンが始まりました。雪で作ったかまくらの中に、練習に行きたくなさすぎて隠れたりしましたが、結局祖父に見つかってしまい連れていかれました(笑)。ほとんどプライベートな時間がなく、マイクを持っただけで涙が出たこともありましたね。

――祖父の思いがきっかけで、その後ご自身で歌手になりたいと思ったのは?

10歳の時にサッカーとバスケットボールも歌と同じくらいの熱量でやっていたんですが、祖父から「スポーツ選手になるか歌手になるか決めろ」と決断を迫られた時に、スポーツ選手と歌手を天秤にかけて、演歌などの音楽が好きだったことに気づき、歌手になることを決断しました。

――10歳の時には人生を決める大きな決断をしていたんですね。

10歳の時から大会やオーディションに参加させていただいていて、東北から見に来てくれる方がいたことを知り、「誰か1人でも幸せになっているんだったら、僕って歌い続ける意味あるな」と実感できました。そこからどんどん歌うことが好きになっていきましたね。

澤口優聖撮影=橋本美花