元SKE48江籠裕奈、卒業後初のソロシングルは「このタイミングでしか歌えない曲」卒業公演の翌日に作詞をした理由を告白

ソロシングルをリリースする江籠裕奈にインタビュー※ザテレビジョン撮影

元SKE48の江籠裕奈がソロシングル「はじまる」を3月27日(水)にリリースする。2011年11月、SKE48の5期生としてお披露目された江籠は、2015年から選抜メンバーとして活動、2023年12月に同グループを卒業した。今作はそんな江籠の新たな第一歩を飾る、本人作詞による力強いメッセージが込められた楽曲となっている。インタビューでは、表題曲「はじまる」をはじめとした全3曲の収録曲について、曲のテーマや作詞について話を聞いた。

「自分の真ん中にあるのは“アイドル”」


――SKE48卒業から約3カ月たちましたが、生活に変化などありましたか?

劇場公演がなくなったのが、生活の中では一番大きいかもしれないです。12年間ずっとあったものなので。劇場公演があった時間を今何に使っているかというと、運動…はしてないですね(笑)。家にいる時間は増えたと思います。

――卒業後の江籠さんを紹介する上で、肩書きを添えるとしたら何が適当でしょうか?

自分の軸というか、真ん中にあるのは“アイドル”かなって思います。アイドルフェスにも出たいですし、これまでの活動で私を好きになってくれた人たちを置いていきたくないという気持ちがあります。新しいスタートですけどガラッと何かを変えるというわけではなく、これまでと同じようにこれからも一緒に楽しいことができたらいいなと思っています。

――こういう仕事をやりたいという希望はありますか?

ラジオはめちゃくちゃ好きだったのでやりたいです。顔が見えていないという安心感があるんですよ(笑)。収録も生放送も全部楽しかったですね。

――舞台に出演している卒業生も多いですね。

お芝居はグループにいるときに何回かやらせていただきましたが、自分じゃない人になるのはとても難しくて、これは私は違うかもなと思っています。これから先、もしかしたら興味が湧くかもしれないけど、今のところはないですね。

江籠裕奈※ザテレビジョン撮影


表題曲のビジュアルイメージは「夜明け前」


――SKE48卒業後初のソロシングルとなりますが、表題曲の「はじまる」はどんな楽曲になっていますか?

歌詞は共作という形で関わらせていただいたんですが、新しい道に進んでいく気持ちと、これまでの自分と向き合ってきた気持ちが表れていて、寄り添いながら背中を押してくれるような内容になっていると思います。

メロディーは、届いた曲を最初に聴いたときは「始まるんだ!」っていう壮大な感じだったんですけど、歌詞が決まってからアレンジが加わって、より格好良くなりました。

キーが高いので、半音下げたものと1音下げたバージョンも聴き比べてみたんですけど、やっぱり元々のキーで歌いたいと思ったので、頑張って歌っています(笑)。

1曲目を何にしようかと考えたときに、この曲はこのタイミングでしか歌えない曲だなと思いましたし、新しい一歩にふさわしい楽曲になったと思います。

――ジャケット写真のコンセプトを教えてください。

私がいくつか案を出させてもらった中から選んで決めて、“夜明け前”みたいなイメージで撮影しました。ソロとしての第一歩という明るい門出ではあるんですけど、あえてそこじゃなくて明ける前みたいなイメージで撮りました。

――「はじまる」というタイトルにちなんで、江籠さんがSKE48卒業後に始めたことや、この春から新たに始めようと思っていることがあればお聞きしたいのですが。

始めたいというより新しくしたいことなんですけど、財布を替えたいなって思っています。きりが良いから卒業のタイミングで替えようと思ったんですけど、まだ替えられてなくて。次のタイミングは誕生日(3月29日)だと思うので、そのタイミングで替えたいなと思っています。

――風水で何色が良いとか調べる人もいますけど、江籠さんはそういったこだわりは?

調べた方がいいんですかね? 特にこだわってはないんですけど、何色が良いとか言われたらそっちに傾きそうではあります。まだ全然目星も付いていないので…結局替えなさそう(笑)。

江籠裕奈※ザテレビジョン撮影


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