元SKE48江籠裕奈、卒業後初のソロシングルは「このタイミングでしか歌えない曲」卒業公演の翌日に作詞をした理由を告白

江籠裕奈※ザテレビジョン撮影

卒業公演の翌日に作詞をした理由を明かす


――楽曲の方に戻りますが、タイプ別でさらに1曲ずつ、通常盤には「思い出」が収録されます。

この曲は“優しさと後悔”をテーマに詞を書きました。12年アイドルをしてきた中でいろんな出会いや別れを経験して…そこで感じた気持ちとか、人からもらった優しさとか、それに対する後悔とか、そういうもの全部ひっくるめて思い出だよねという感じで作った楽曲です。

――卒業公演の翌日に詞を書いたそうですが、自然とそういう気持ちになったんでしょうか?

卒業公演が12月23日だったんですけど、26日までに3曲上げなきゃいけなかったんですよ(笑)。卒業公演まではスケジュールがパンパンだったから、「卒業公演が終わるまでは取りかかれないですよ」とは(スタッフに)言っていたんですけど。だから、卒業公演の翌日に書くことになりました。結果的にその日に書いてよかったなと思える歌詞になったので、そういう運命だったのかなって思います(笑)。

江籠裕奈※ザテレビジョン撮影


「私のライブといえばこれ」という曲が欲しかった


――@Loppi・HMV限定盤には「キミと逃避行☆」が入ります。

とにかくライブをイメージして作った楽曲です。「私のライブといえばこれ」というような曲が欲しくて選びました。歌詞は“ポジティブ現実逃避”がテーマで、「逃げることも悪くないよね」とか「たまには休憩してもいいよね」とか。そんなふうに聴いている人に寄り添いながら少しでも気持ちが前に向くような、ライブで盛り上がる元気の出る楽曲になっていると思います。

――歌詞に“青色モンスター”というワードが出てきますが、これは何か具体的にイメージするものがあるんでしょうか?

“青色モンスター”は、嫌なことを言ってくる人とかストレスとか、嫌だなって思ったことの元凶です。自分に起こる嫌なことの塊みたいなイメージをポップにしたらこうなりました(笑)。

――では、最後に改めてファンの方へメッセージをお願いします。

私の新しいスタートということで、「はじまる」という曲をリリースさせていただきます。何か新しいことに挑戦したりするときに、寄り添いながら背中を押してくれるような応援ソングでもあるので、そういうときに聴いてもらえたらうれしいです。

SKE48を卒業したからといってこれまでの12年間がなかったことになるわけではないので、これまで出会ってきた人も大切に、これからも一緒に新しい道に進んでいけたらいいなと思っているので、応援よろしくお願いします。

江籠裕奈※ザテレビジョン撮影

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