視聴者悲鳴…“アイドル出身”イ・ジュニョンが“悪役俳優”の本領発揮「想像以上に黒い!」<予期せぬ相続者>

2024/03/22 11:10 配信

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「予期せぬ相続者」でイ・ジュニョンが演じるカン・イナ(C)2024 Disney and its related entities

韓国の若手人気俳優イ・ジェウクイ・ジュニョンが共演するドラマ「予期せぬ相続者」の第7、8話が3月20日に配信され、ストーリーが大きく動いた。身に覚えのない殺人罪で逮捕されたハン・テオ(ジェウク)をあっさり切り捨てるカン・イナ(ジュニョン)…。テオが初めて見せた絶望の表情、そして、あらわになったイナの“裏の顔”に視聴者からも驚きの声が上がった。(以下、ネタバレがあります)

テオが殺人犯に…絶体絶命


「予期せぬ相続者」は、非道な父親を見返したい天才・テオ、巨大財閥一族からつま弾きにされた孤独な婚外子・イナ、そして借金まみれの人生と決別したいヒロイン、ナ・ヘウォン(ホン・スジュ)がそれぞれの立場からのし上がっていく姿を描くリベンジミステリー。第7話「現実」ではテオがカン・インジュ(ハン・サンジン)殺害の犯人として逮捕される展開が、第8話「絶叫」では真実を探し続けるテオが新たな真相をつかむ様子が描かれた。

密室状態のスイートルームで血まみれになったインジュともう一人の遺体と共に見つかったテオ。状況はそろっているが、肝心の記憶がまったくない。取調べでも「人を殺したと言われても何も思い出せません」と繰り返すテオ。だが訴えはむなしく裁判は淡々と進み、インジュの部下モ・ギジュン(クォン・ヒョク)の証言が決め手となりテオは絶体絶命の危機に陥った。

これまで交渉相手の裏の裏を読み、すべて計画通りに進めてきたテオだが、事件前後の記憶がまったくなくては、なすすべもない。「俺はやってない!俺じゃない!」。最悪の“現実”を突き付けられたテオは、これまで見せたことのない絶望の表情で立ち尽くした。

「予期せぬ相続者」イ・ジェウク演じるテオ(C)2024 Disney and its related entities

イナの“闇落ち”にヘウォンも驚き


一方、テオ以上に衝撃の変貌ぶりを見せたのがイナだった。無二の親友が逮捕されたというのに表情一つ変えず「テオよりカンオを優先すべきだ」と淡々としたもの。「本当にイナなの?信じられない」とヘウォンに問いただされ、「君の中にあるテオの痕跡は消し去れ。これ以上怒らせるな」と冷たく吐き捨てた。