さらに8話では、ヘウォンに暴力を振るい「なぜ君を選んだと?テオに欲を出しても無駄だと思い知らせたかった。テオはいつまでも犬のままだ」と積もり積もったテオへの憎しみの一端をあらわにする場面や、笑みすら浮かべながら「(テオが)確実に死刑になることを望みます」と口にする場面も…。イナがこれまで“心の闇”を隠し持っていたことが明らかになる衝撃の展開が描かれた。
イナ役のジュニョンは、ドラマ「別れが去った~マイ・プレシャス・ワン~」(2018年)で演じた素行の悪い大学生や「マスクガール」(2023年)のDV彼氏、「D.P.-脱走兵追跡官」(2023年)の口の悪い脱走兵など、若手ながらアイドル出身とは思えない振り切った“悪役演技”をたびたび披露し話題を集めてきた。
テオを心から信頼している様子だったイナの突然の闇落ち、そしてその闇の根深さに視聴者からも、「イナが想像以上に黒い!」「友達だと思ってたイナがこんなにサイコパスだったとは」「イナの愛嬌が可愛かっただけにつらい…。あれも全部嘘だったの!?」といった驚きとショックの声が続出。ジェウクの絶望と慟哭の演技、ジュニョンの“闇落ち”が視聴者をくぎ付けにした。
だが、テオも悲観してばかりではない。8話では、テオが“塀”の外との連絡手段を確保し、真犯人を突き止めるなど再び動き出した。人知れずテオに対する劣等感を持ち続け、テオへの当てつけのためだけにヘウォンと結婚したイナ。どん底に落とされ、そのすべてはイナが仕組んだことだったと悟ったテオ。そして、イナの本性を知りあらためてカンオグループ乗っ取りを誓ったヘウォン。テオとイナの絆が崩壊した今、テオ・イナ・ヘウォンそれぞれの本当の意味での“復讐劇”が始まる。
「予期せぬ相続者」は、ディズニープラスのスターにて毎週水曜に2話ずつ独占配信(全12話)。ストーリーはすでに折り返し、次回は3月27日(水)に第9、10話が配信される。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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