<チェリまほ>安達から“ラブレター”を受け取った黒沢、ロマンチックなラストの展開に「寝られない!」と視聴者興奮

2024/03/22 09:26 配信

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アニメ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」第11話が放送(C)豊田悠/SQUARE ENIX・アニメ「チェリまほ」製作委員会

TVアニメ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(毎週水曜深夜0:00-0:30ほか、テレ東ほか/ABEMA・Hulu・Leminoほかで配信)の第11話が3月20日に放送された。安達から送られてきた手紙で本当の思いを知った黒沢は長崎へ。また湊は差出人不明のプレゼントを受け取り、柘植のもとへ走る。それぞれの思いが溢れ出すエピソードの最後に描かれた安達と黒沢の情事に視聴者からは興奮の声が上がった。(以下、ネタバレを含みます)

「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」とは


童貞のまま30歳を迎えたことで“触れた人の心が読める魔法”を使えるようになった主人公・安達清と、イケメンで仕事ができる同期・黒沢優一が繰り広げるラブコメディ。原作は「ガンガンpixiv」(スクウェア・エニックス)で連載されている豊田悠による同名漫画で、通称“チェリまほ”として知られている。2020年に赤楚衛二町田啓太で実写ドラマ化、翌々年には劇場版も公開されたことで人気に火がつき、シリーズ累計発行部数280万部を突破した。海外翻訳版も出版されており、タイでもドラマ化されるなど、国内外で愛されている作品だ。

そんな「チェリまほ」がついにTVアニメ化。奥田佳子監督のもと、サテライトがアニメーション制作を手がけ、キャラクターデザインを「ハイキュー!!」シリーズの岸田隆宏が担当。安達役を「クールドジ男子」や「地獄楽」などでも主役を務める小林千晃、黒沢役を「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」や「Dr.STONE」でも活躍中の鈴木崚汰が務める。

黒沢に送られてきた安達からのラブレター


安達は黒沢に自分の気持ちを伝えようと決意し、10日間の長崎出張へ。一方、黒沢は安達からの連絡が一向になく、不安な気持ちを募らせていた。

「俺は安達と違って 何を考えてるのか言葉にしてくれないとわからない」。その言葉を伝えた時、黒沢の心は安達が転勤のことを自分ではなく、上司の朝比奈(CV:安元洋貴)に相談したことへの怒りや嫉妬でいっぱいだった。

安達は心の声が読めるから、もちろんそれも全て伝わっている。怯えた安達の顔が頭から離れず、後悔の念に駆られる黒沢。そんな時、黒沢の家に届いたのは安達からの手紙だった。

黒沢に自分の気持ちを伝えなければとは思ったものの、言葉で上手く言える自信がなかった安達。でもメールでは軽すぎると思っていた時に、柘植(CV:古川慎)が手紙を勧めてくれた。手紙で安達は本音を伝える。

魔法の力に頼りすぎて、いつしか黒沢の心が聞けないと不安になってしまっていたこと。だからこそ、離れるのが怖かったこと。そして最後は「離れるのが不安になるくらい、黒沢が本当に好きってこと」と、これまで伝えてこなかったすきという気持ちを手紙に認めた。

黒沢がそれを読んでいる頃、安達は立ち上げを任された長崎店の見学に訪れていた。まだ骨組みしかできていないが、都心の店舗よりも広い空間を前に安達は想像を膨らませる。アイデアが次々と浮かんできた。きっと以前の安達なら、アイデアよりも先に本当に自分にできるだろうかという不安に襲われていたことだろう。「これも黒沢の影響かな」と、離れていても安達の頭には黒沢の顔が浮かぶ。

アニメ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」第11話より(C)豊田悠/SQUARE ENIX・アニメ「チェリまほ」製作委員会