世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2024」が、3月24日に東京・東京ビッグサイトで開催。ディズニープラスブースにて「戦隊大失格」のステージイベントが行われ、主人公の戦闘員D(青年D)役・小林裕介、桜間日々輝役・梶田大嗣、錫切夢子役・矢野優美華が登壇した。
「戦隊大失格」は、4月7日(日)からTBS系全国28局ネットで放送開始。配信はディズニープラスで全話見放題世界独占となっている。13年前、突如始まった怪人と大戦隊との存亡をかけた戦い。だがこの戦い、実は茶番劇(?)、とうの昔にアジトは陥落、怪人幹部も全滅。残った下っ端戦闘員ダスターズは、大戦隊と結ばされた秘密の協定<毎週末、地上侵攻し、敗れ散る>を繰り返す日々。この敗け続けの人生にやさぐれた戦闘員Dが立ち上がる――というストーリーが展開する。
小林は戦闘員Dの人形を持って登壇。「こちらはスタッフさんが作った世界で一人だけの戦隊員です」と紹介し、テーブルの上に座らせた。
原作を読んだ感想を聞かれた小林は「アンチヒーローものはいろいろあると思うんですけど、この作品はヒーローに立ち向かうのがヒラ戦闘員ということで、力の差が歴然。そんな彼がどういうふうに戦隊を倒すために向かっていくかにすごくワクワクしました。弱いキャラがどんどん強くなる物語は王道ではありますけど、それは周りの仲間に恵まれていて、その中で育まれていくことが多いと思うんです。でも、彼は基本、仲間がいない状態で、単独でずっと走っていくキャラクターなので、その成長の仕方の過程が他に類を見ないものなんじゃないかと思います」と、本作の魅力とオリジナリティーを感じる部分を伝えた。
梶田が演じる桜間日々輝は、謎めいた戦闘員“夢子”と行動を共にするが、自身としても強い意志を持って大戦隊に所属しているキャラクター。ある日、人間に擬態した戦闘員Dの正体に気付くが、とある出来事を通じて自分と入れ替わることをDに提案する。「桜間君は明るくて、真っすぐで、情熱が過ぎる部分があるんですけど、彼が戦隊に所属している“意志”というのをアニメを見ながら注目していただけたらうれしいです」と、見どころを語った。
矢野が演じる錫切夢子は、日々輝と行動を共にする大戦隊イエロー部隊所属の戦闘員。イエローキーパーに次ぐ「従一位」という位階を持つが、なぜかDに協力し、戦隊壊滅をもくろむ怪しさ満点で謎だらけの戦闘員だ。謎が多いだけにネタバレできない矢野は「これ以上のことを申し上げられない事情がございますが、ざっくり言うと“ミステリアス”。イエローの上から2番目なのに、なんでD君に肩入れするんだろう? っていうところが夢子のみそとなります」と紹介した。
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