西島秀俊、水上恒司が望む再共演シチュエーションに「味方でいいでしょ!! また会えないよ(笑)」<黄金の刻>

2024/03/25 05:00 配信

ドラマ 会見

「黄金の刻〜服部金太郎物語〜」記者会見に出席した西島秀俊、水上恒司※ザテレビジョン撮影

3月30日(土)に放送されるテレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻〜服部金太郎物語〜」(夜9:00-10:54、テレビ朝日系)の記者会見が3月2日に都内で行われ、西島秀俊水上恒司が出席。互いの印象や作品の見どころ、共演の感想や自身の至福の時間についてなどを語った。

似ているポイントを明かす「横を向いた時に鼻根が見えるんです」


同作は、「東洋の時計王」と呼ばれた服部金太郎の人生を追う一代記で、楡周平の小説「黄金の刻 小説 服部金太郎」が原作。日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」の創業者・服部金太郎の波乱の人生を描く。西島が主人公の服部金太郎を、水上は金太郎の青年期を演じる。

同じ人物を演じる二人へMCが「似ている雰囲気があるのでは?」と指摘すると、西島は「ありがとうございます。こんな男前に…」とにっこり。水上は「眉毛がボサボサなところが似てるって西島さんがおっしゃっていて、その通りだなと(笑)」と話し、場を和ませた。

さらに西島は、周囲から水上と似ていると言われたことがあると告白。水上も「個人的には、彫りが深いというか、横を向いた時にここ(鼻根)が見えるんですよ」と自身と西島の似ていると感じるポイントを明かし、西島も「見える見える」と共感していた。

一番の見どころは“群像劇”


また、同作について西島は「服部金太郎という、丁稚奉公から始まって時計王になるまでの一代記なんですけど、一番の見どころというのは群像劇であると思っています。本当に豪華な共演者の皆さんが、この作品のために情熱を込めて演じていらっしゃる。最初はライバルだった人がどんどん味方になっていき、幾多の困難を乗り越え、みんなで日本の技術を上げていったという実際の事実がありまして。そこの人と人との繋がり、それぞれがそれぞれの場所でベストを尽くすことでいろんな困難を乗り越えていく群像劇が見どころです」とコメント。

「たくさんのキャラクターが出てきて、みんなが主役になる。みんなの人生があって、みんなが主役のストーリーがあるので、今回のドラマの中の誰かに『これは自分の物語だ』と感じていただけるのではないかな」と期待感をあおった。

水上は、「時というスケールの大きいものに対して着眼点を置いたある男の生き様、人生を描いたというところが僕は一番好きです。青年期を演じるにあたり、時というものに魅力されていくところがすごく大事だなと思っていました」と告白。「令和の時代にそれくらい大きい(魅了される)ものが何かあるかと考えても出てこないので、やはり服部金太郎さんはすごい方なんだなと思いました」と物語において大切な“時”というキーワードに言及した。