超ときめき宣伝部「私たちにとっても‟とき宣”が青春」、主演ドラマ&主題歌「リトライ、青春!」迫る本番の心境明かす

2024/03/26 08:30 配信

ドラマ アイドル インタビュー

主演ドラマ「リトライ、青春!」について語った超ときめき宣伝部撮影=宮川朋久

6人組アイドルグループ、超ときめき宣伝部がグループとしてドラマ初主演を務める、生配信ドラマ「リトライ、青春!」が、3月29日(金)~31日(日)の3日連続でRakutenTVにて配信される。生配信ドラマだけに、本番はリトライできない数々の実験的要素を詰め込んだ同作について、超ときめき宣伝部(辻野かなみ、杏ジュリア、坂井仁香、小泉遥香、菅田愛貴、吉川ひより)にインタビューをおこなった。第一弾は初主演ドラマへの挑戦と、ドラマと同名タイトルの主題歌「リトライ、青春!」についてたっぷりと語ってもらった。(※超ときめき・宣伝部の「・」はハートマークが正式表記、「辻」は二点しんにょう)

生配信ドラマ「リトライ、青春!」とは

「リトライ、青春!」(C)リアドラ「リトライ、青春!」製作委員会


「リトライ、青春!」の舞台は高校。校舎を貸し切り、複数のカメラをスイッチングしながら演じている様子を90分間ノンストップで生配信する前代未聞のドラマだ。

生配信のため「ドラマ本番はリトライできない」という大きな特徴がある同作。キャストもスタッフも失敗が許されない、ハラハラとした緊張感を視聴者も一緒にリアルタイムに体感 できる新しいエンターテインメント作品となる。さらに作品の内容の一部を視聴者に投票してもらうなど、生配信だからこその試みを盛り込んだ演者と視聴者で作り上げるという。

素の自分とのギャップに注目

坂井仁香撮影=宮川朋久


――配信まで1カ月ですが、いまの心境を教えてください。

坂井仁香(以下、坂井):毎日のように稽古をやっている状態なんですけど、先日まで2カ月あったのにもう1カ月ないと言われるとハッとさせられます(笑)。監督や共演者の方からアドバイスなどをいただくこともあるので、楽しく稽古させてもらっています!

杏ジュリア(以下、杏):まだ実際の現場に行って演技してはいないので、カメラの位置や立ち位置も決まってないんです。あと何日かで現場に行けるのでドキドキワクワクしつつ、これからあと1か月弱でみんなで作り上げていけたら嬉しいなって思っています。

「リトライ、青春!」 稽古場取材風景※ザテレビジョン撮影


――皆さんの素の性格と演じるキャラクターの性格にはギャップがあると思いますが、どう受け止めていらっしゃるでしょうか。

辻野かなみ(以下、辻野):私はあまり感情の起伏が激しくないんですが、演じる竹田そらは生徒会をやったり真面目なキャラで、落ち込んだりとか怒ったりとか、すごく感情の変化が激しい子です。自分と違う部分を出すのが結構難しいですが、うまく表現していけたらと思っています。見てくださる宣伝部員さんたちに新しい自分を楽しんでもらえると思って頑張って稽古をしています。

吉川ひより(以下、吉川):私が演じる星野翠はコメディ要素がある場面が多い役なので、演じることができて嬉しいです。一方でちょっと空気が読めなかったり、甘え上手でみんなを頼る子で、その結果みんなのことを混乱させたりするトラブルメーカー気質。でもなぜか憎めないキャラクターなので、 そういう愛されるキャラクターをきちんと演じられたらなって思ってます。

「リトライ、青春!」 稽古場取材風景※ザテレビジョン撮影


小泉遥香(以下、小泉):私が演じている葛西桃華ちゃんは、フォロワーがたくさんいるインフルエンサーの役なんですよ。若い子に大人気の女の子の役なんですけど、自分なりにインフルエンサーっぽくやってみたりとか。具体的にはトレンドを意識したような、自分が可愛く見える表情作りを意識してみました。自分の思っていることを素直に曲げない性格は、桃華ちゃんと私の似てるところでもあるし、すごい好きなところでもあるので自分らしさを大事に演じられたらいいなって思います。

菅田愛貴撮影=宮川朋久


菅田愛貴(以下、菅田):伊東日向ちゃんは、一人称が「僕」の僕っこなんですよ。全てに興味津々で、不思議ちゃんでもあり…。盛り上がっているところについていくとか、“起きたこと全部”に反応する役なんです。だから、自分にとってすごい挑戦の役です。でも監督さんから、「 うまくやるっていう意識を持たなくていいよ」と言っていただいて、その言葉がすごく嬉しかったので、自分が思う日向ちゃんを自分らしく演じられたらいいなって思ってます。

坂井仁香(以下、坂井):関本苺ちゃんは赤点を取るキャラなんです。…こういう機会じゃないと言わないんですが、私も学生時代赤点ギリギリの学生だったので、そういう面でいえば苺とそっくり(笑)。「先生お願いお願い~」って言って成績をとっていたタイプなので!

台本を見たときは、 中学とか自分の学生時代について書かれているみたいな感じがしました。監督、私の学生時代を見てたのかしら…って思うような(笑)。でもほんとに自分に近いキャラだと思うんです。最初は役に寄せるのか、役を自分に寄せるのかどうしようかっていうところから、結構な結構悩んでいました。

でもやってくうちにそこの中間で苺ちゃんとして演じることができるような感じがして。いまは苺ちゃんはきっとこのセリフはこうやって言うだろうとか考えて実践しています。自信をつけながら頑張っていきたいなと思ってます。

「リトライ、青春!」 稽古場取材風景※ザテレビジョン撮影

――坂井さんの学生時代と同じく、先生に「お願い!」とするシーンなどもあるのでしょうか。

坂井:そうですね(笑)。先生にはかなりあざといというか、うまいですよね。先生をうまく利用する感じの子なので…。そこは素の経験が活きているかもですね(笑)

杏ジュリア(以下、杏):私も台本いただいて読んだ時点では、神谷菫ちゃんって結構自分と近い部分もあるのかなっていう風に思っていました。でも役を作っていくにつれて、いま自分が追い求めている菫像は、自分とはかけ離れていったんです。普段の菫ちゃんはもう「超陽キャ」「周りを見てません!自分の世界です、イェイ!」みたいな感じで、そこは結構自分と違うなって。菫ちゃんのそういう陽キャ感をしっかりと出していけるように、頑張っていきたいなって思ってます。