葵が語るひまりの名の由来に視聴者感涙…2人が迎える幸せなフィナーレに「胸いっぱいの最終話」と絶賛の声<百千さん家のあやかし王子>

2024/03/25 17:00 配信

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葵の口からひまりの名前の意味が語られる感動のフィナーレ


いよいよお疲れ様パーティーの時間。テーブルの上には紫が腕によりをかけた料理が並ぶ。チョコレートファウンテンならぬ、おしるこファウンテンも。ひまりや伊勢たちが宴会芸を披露し、闇鍋会以来の賑やかさが百千家に戻ってきた。

そして宴もたけなわになった頃、ひまりからみんなにサプライズが。庭には蔵で見つけたいくつもの花火が用意されている。しかし、どれも火がつかない。ひまりがガッカリしていると、葵が鵺に変身。手から出た青い炎が着火し、花火が夜空に上がる。同時に光の龍が登っていく幻想的な光景に見惚れるひまり。彼女が蔵で見つけたのは、花火は花火でも妖怪花火だった。

ひまりは葵の手を引き、龍の背中に飛び乗る。一緒に空を飛ぶ2人。そこから見えるのは町の灯だ。御守様である葵は百千家から出ることはできない。そんな葵に、ひまりは彼によって町の安寧が保たれていることを知ってほしかったのだ。

それを受け、葵はひまりの両親が日記に残していた言葉を伝える。『遠く万里までその灯火が渡るように』両親はそんな願いを灯万里=ひまりという名前に込めた。

「僕は君の名のもとになったこの灯を守っているんだね」

ひまりのおかげで、ようやく自分の使命に気づくことができた葵。紫が言うように、2人の出会いは運命だったのかもしれない。みんなが見上げる花火をバックに、キスを交わすひまりと葵。ロマンチックで心が温まる感動のフィナーレに視聴者からは「きゅんきゅんで胸いっぱいの最終話だった」「最終回で結ばれる作品は多々あれど、名前の由来からラストシーンに繋げるのはエモい!」「幸せな気持ちで胸いっぱい」「めちゃめちゃ泣きました…なんてあたたかい作品だったんだ」「素敵なアニメをありがとうございました」という声が上がった。

なお、3月20日にはBlu-ray&DVDの第1巻も発売された。硝音あやによる漫画を原作に、ひまりが大きな愛で葵の孤独を癒し、2人が結ばれるまでを描いた本作。その圧巻の映像美をパッケージ版でプレイバックしよう。

■文/苫とり子