Snow Manの目黒蓮が、3月25日に都内にて開催された「FENDI selleria(フェンディ セレリア)」レセプションの記者会見に出席。スペシャルムービーの撮影エピソードや、FENDIのクラフツマンシップについて、また、新社会人を迎える人にお薦めのプレゼントなどを明かした。
FENDIの2024年春夏メンズコレクションアイテムであるベージュのセットアップを身にまとい登場した目黒は、コーディネートのポイントを「実際に僕が今年の1月にフィレンツェの工場に行って職人さんを見させていただいたときに見たセレリアのこのバッグをメインにコーデを組んで、上のジャケットの(襟の)このちょっと尖ったようなのが特徴的なスーツを合わせてみたり。あとは、リスと一緒に来てたり(笑)」と紹介。
手には、セレリアを象徴するデザインで、シボ感のある最高級カーフレザーにハンドステッチが施されたバゲットバッグを持ち、付属のリスのチャームを見ながら「かわいらしいです」と顔をほころばせた。
この度開催されるポップアップストアについて、「見て回らせていただいたんですけど、実際に職人さんが目の前で作業をしていらっしゃったりするのを見ると、自分は実際にフィレンツェの工場で見させていただいたんですが、その中のすべてではないんですけど、でも確実にこの場所で職人さんのすごさを感じられる、そんなすてきなイベントだなと思いました」とコメント。
続けて、イタリアのトスカーナ地方にあるFENDIレザー工場にて、同ポップアップ会場で流れるスペシャルムービー「目黒蓮FENDIクラフツマンシップと職人のフィロソフィーを辿る旅」を撮影したということで、訪れた際の感想について言及。
「レザー工場に実際に行ってみて、本当にすごく広くて、その中で性別年代関係なくたくさんの職人の方たちが作業されていて。2025年で(創業)100年ですけど、こうやって技術が受け継がれていっているんだなというのを生で見させてもらって、そこから実際にお店で商品を見るときの見方が変わりました」と感慨深げに語った。
家族代々FENDIの職人として働く人もいるなど、現地の人々が誇りを持って仕事をしていることについては、自身の活動にも思いを馳せながら、「本当にすごいと思いました。この仕事は“誰かじゃなくて自分じゃないとできないんだ”というような、そういう誇りをもって皆さんも作業されていて。自分もお仕事をさせていただく上で、もちろん全然ジャンルは違いますけど、そういった気持ちが改めて大事だなと思いましたね」と語った。
スペシャルムービー撮影時のエピソードについては、「実際に“やってみる?”って(笑)。職人さんの隣で縫う作業をやらせてもらって。なので、そのときはピーカブーだったんですけど、今頃世界のどこかで僕が縫ったピーカブーが発売されているかもしれない(笑)」と笑顔。
さらに、「実際にやってみると、やっぱり難しいよねとか。こういうふうにものが作られているんだなって…そういうのをすごく感じました」と振り返った。
イタリア語で馬具職人と蔵を意味するふたつの言葉からなる「selleria」は、伝統的なローマの馬具職人の技術とクラフツマンシップの解釈で、創業以来100年に渡って受け継がれてきた「FENDI」のそのままを表現。同ポップアップストアでは、その伝統的な製造工程を披露している。
究極なオーダーメードを実際に体験した目黒は、手掛けたバッグのパーツを手に取りながら、「ワクワクでしたね。これ、実際に僕が選んだ色味なんですけど、結構時間がかかっちゃって。想定の時間より押してスタッフさんに迷惑をかけちゃって」と苦笑い。
外に茶色、サイドにパイソン、中の生地にはミルク色を配色。「なんとなく頭では決めていたんですけど、実際に来てみると『これもいいな』って。ちょっとカジュアルさも入れたいなというので選び、サイドだけパイソンを入れて締まるように」と、こだわりを明かした。
さらに、ポップアップ限定のチャームについても自分で縫った箇所があるといい、「僕、小学校のときに図工の授業があってすごく好きだったので。何もしゃべらずに黙々とやっちゃうタイプで。すごく楽しかったです。来てくださった方も楽しいんじゃないかな」とアピールした。
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