真田広之が主演&プロデュースを務め、ハリウッドの制作陣が手掛けるディズニープラス「スター」オリジナルドラマ「SHOGUN 将軍」(全10話/毎週火曜に配信※最終話は4月23日[火]配信予定)の第6話「うたかたの女たち」が3月26日に配信され、二階堂ふみ演じる“落葉の方”をはじめ、鞠子(アンナ・サワイ)や遊女・菊(向里祐香)ら、戦国の世を必死に生き抜く女たちの“いくさ”にスポットが当たった。(以下、ネタバレを含みます)
ジェームズ・クラベルのベストセラー小説を原作に、日本に漂着したイギリス人航海士ジョン・ブラックソーン(按針=コズモ・ジャーヴィス)の視点から戦国の陰謀と策略を描くドラマ「SHOGUN 将軍」。第6話では、“戦国の女たち”がそれぞれの立場で戦う姿がじっくり描かれた。
大地震で虎永の命を救った按針に、虎永からさらなる褒美が与えられた。その中には「この地で一番上等の遊女を買うてやれ」というものも。そして、按針が遊女のもてなしを受けるその場に鞠子も同席せよ、という。
夫・文太郎(阿部進之介)が生還し、再び按針との間に一線を引くと決めた鞠子。だが、茶屋で菊がなまめかしく、ねっとりと語り掛ける言葉を按針に通訳しなければならない。「あなたのその目で、欲しいものをご覧なさいまし。着物を脱いだ私、ありのままの私を…」。一流の遊女・菊が作り出す艶やかな雰囲気に飲まれ、鞠子の息遣いも荒くなっていく。菊役・向里と鞠子役・サワイ、按針役・ジャーヴィスが、互いの体に触れることなく言葉だけで作り出した、官能的なワンシーンだ。
また、6話では鞠子と落葉の方の関係性も明らかになった。
幼い頃から姉妹のように育った2人。回想シーンでは2人が仲良く過ごした幼少期や、“瑠璃姫”と呼ばれていた若き日の落葉の方が、意に染まぬ結婚で安土城を出ていく鞠子のために涙を流す場面が描かれた。だが、その後の2人を待っていたのは逃れようのない因縁だった。本作の“落葉の方”の父は安土城の主・黒田(尾崎英二郎)という設定。そして鞠子の父は、黒田を討った明智仁斎(ユタカ・タケウチ)なのだ。
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