“とにかくポジティブに明るく”をモットーにライブ配信を行うイチナナライバーのきーぽん。「クリスマスイベントで1位を獲る」とリスナーに宣言してから6年の時を経て、昨年「17LIVE(イチナナ)」にて開催された「Christmas Party 2023」では念願の1位に輝き、有言実行してみせた。ライバーとして今年で7年目に突入するきーぽんに、悲願達成するまでの努力を聞くと「笑顔が活力、“一日一笑い”」といったポジティブ思考が垣間見れたほか、1位を獲得した今後の活動や新たな目標を打ち明けてくれた。
ーーはじめに、読者の方に向けて自己紹介をお願いします。
「17LIVE」でライバーを始めてから6年になる、何よりもチョコレートが大好きなきーぽんです。普段の配信では、“とにかくポジティブに明るく”を意識した雑談配信や歌配信などを行なっています。
ーー歌配信での選曲に関してはご自身で決められているんですか?
リスナーさんからのコメントから決めることもありますが、基本的には、1985年から2023年ぐらいまでのルーレットを作成し、当たった年代の中で流行った曲を選曲しています。歌配信は2022年くらいから始めたのですが、どの曲を歌うか、リスナーさんと一緒に選ぶことができるので、リスナーさんとの距離もさらに近くなりました。
ーーライブ配信を始めたきっかけは?
ライブ配信の存在を知ってからの2カ月くらいは、自分の好きなライバーさんをひたすら見るリスナー側でした。しかし、ライバーさんたちがリスナーと楽しそうに配信している様子を見て、配信を通して友達やお話しする相手が欲しいと思うようになり、自分でも配信を始めてみました。
ーーリスナーからライバーになってみていかがでしたか?
最初はゆるく配信していたのですが、イベントなどに参加していくうちに頑張れば頑張るほど、リスナーさんも応えてくださって、とてもありがたかったです。また、リスナーとライバーでは考え方が全然違い、ライバー側になると、配信中の発言なども気を使うので、リスナー側とのギャップを感じました。
ーーライバーになってよかったと思うことを教えてください。
配信を続けていくうちに、リスナーさんとの距離が近くなり、絆が深くなっていることを実感できることです。やりがいにも繋がりますし、“とにかくポジティブに明るく”を意識しているので、コメントで「わら」「笑」「www」や笑顔の絵文字などを見つけると、配信していてよかったと感じます。
ーー逆に、難しさを感じたところは?
はじめて、イチナナの中でも大きな「シャイニングスター」というイベントに参加した時に、自分は全力でやったつもりが結果は思うような順位とは違い、その時に“全力で頑張る=1位になれる”ではないことの難しさを感じました。そこで諦めてやめてしまうのか、負けずに継続できるのかがライバー人生の分かれ道だとも思っています。
ーー「シャイニングスター」がきーぽんさんにとってのターニングポイントということですね。
「シャイニングスター」で悔しい思いをしてから、私の負けず嫌いな性格が出てきて、一から頑張ろうと思い「クリスマスイベントでは1位を獲る!」とリスナーさんに断言したことで配信にも勢いがついたので、一番のターニングポイントです。
ーーなぜクリスマスイベントを選ばれたのでしょうか?
ライバーになった当初からクリスマスイベントにも参加していて、数あるイベントの中でもこのイベントに対する思いが強かったので選びました。そして、2023年のクリスマスイベントでは念願だった1位を取ることができたので、6年間本当に頑張ってよかったと改めて実感しました。
ーークリスマスイベントで1位を取った感想をお聞かせください。
「諦めなければ奇跡は起こせるんだ」という感情と、リスナーさんへの感謝や今までの努力が報われたという嬉しい気持ちでいっぱいになり、「応援を無駄にしなかったよ」と胸を張ってリスナーさんに伝えることができました。
ーー6年もの間、きーぽんさんと苦楽をともにしたリスナーさんの反応はいかがでしたか?
最終日の1位が決まってからは、とても温かい雰囲気で心からおめでとうと言ってもらえました!普段の配信から賑やかではあるんですが、その日はお祭り騒ぎのような雰囲気で終わることができて、とても幸せでした。
ーー1位を取るために特別にしたことなどはありますか?
イベント期間に限らずですが、リスナーさんの笑顔が私の活力にもなるので“一日一笑い”というのを心がけて配信していました。あとは、目標に向けて毎日ひたすらコツコツ努力したことが結果にも繋がったんだと思います。
ーー2019年のイベント参加から2023年で1位を獲るまで配信を継続できた理由は?
「私なんて…」といったマイナスな考えを持たず、「私ならできる」「私なら乗り越えられる」「私は他とは違う」というプラスの考えで自分の可能性を潰さなかったので、6年3カ月コツコツと努力することができました。もちろんリスナーさんの支えがあるから配信を継続できているんですが、自分だけが自分の味方でいることも継続する秘訣だと思います。
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