テレビ東京の人気番組「日向坂で会いましょう」(毎週日曜深夜1:05、Leminoにて配信中)。3月24日の放送では、「真剣10代なやみ場」という企画がおこなわれた。4月で放送開始から5年を迎える「ひなあい」。しかし、調査によると10代からの人気が少ないという噂が。10代人気を得るきっかけを作るべく、日向坂の10代メンバーを知ることで世間の10代について理解を深めた。
「真剣10代なやみ場」の最初のコーナーとして始まったのは「もっと知って!私の説明書」。10代メンバーのことを深くは知らないだろうオードリーの2人に、メンバーがそれぞれ用意した説明書を読んでもらう。いまの10代を知るきっかけになれるよう、佐々木久美、佐々木美玲が“10代見届け人”としてオードリーをサポートする。
トップバッターに選ばれたのは清水理央。「とにかくかわいいと褒めてください!」と書かれたカードを持ち、「やっぱり褒めていただきたい…」と語る清水に「それって春日とかでも大丈夫なの?」とオードリー・若林正恭が質問する。
スタジオですれ違うとき時とかでも…と続いた質問に、「めっちゃ嬉しいです!」と返す清水。しかし名前を挙げられたオードリー・春日俊彰は、ちょっと微妙な表情で「それ何かしらのハラスメントだろ!」と戸惑いを見せる。“褒めハラ”になるという春日の危惧に、それでも清水は本当に嬉しいですと答えていた。
続いたのは石塚瑶季。「やっぱりZ世代なので」と前置き、「昔の考え方というか、気合と忍耐力、厳しく育てれば人として正しく成長する、みたいなのはちょっと置いといてもらって…」と告白する。すると若林は自身の胸に手を当てて苦笑い。「もう、ちょっと怒られてる…」と傷付いた素振りを見せる。
「今までに大声で怒られたことはないの?」とオードリーが切り出すと、「あまりない」と石塚や宮地すみれがこぼす。「廊下でいきなり出席簿でこう…」と叩く素振りを見せる若林に、宮地は慌てて否定の言葉を繰り返していた。さすがにいまの時代、そこまで乱暴な教師はいなかったのだろう。
ちなみに宮地のカードには「なんでも『偉いねー』と褒めてください」と清水に似たワードが。しかし春日と同じく、若林も「収録中に褒められてもやりにくくない?」と疑問符を浮かべる。ところが「ここに来ただけで偉いねって言って欲しい」と引かない宮地に、若林は「偉いね!来たねぇ~!来ないと思ってたよ!」とノリノリで実演。宮地はそんな若林に、何度も頷いていた。
続いてのコーナーは、「とにかく聞いて!私の悩み」。多感な時期であり、さまざまな悩みや葛藤を持つ10代。その悩みをテーマごとに、経験豊富な元10代にぶつけてみようというコーナーだ。
1つめのテーマは「性格」。たとえば小西夏菜実は派手な服を着ていたり、たくさんお出かけをしていることから、陽気なギャルだと思われがちだという。しかし実際は「本当に人と話すのが苦手で、シャイガールなので…中身までは私に期待しないで欲しいな」と、印象から来るギャップに悩んでいる状況を明かした。
しかもこの話は謙遜などではなく、実際に接してシャイな人という印象を持ったメンバーはそれなりにいるようす。さらに「目も合わせられないので、この円形が結構困ります」と、今回用に全員で向かい合える車座に用意された席にも言及する始末だ。よほど筋金入りらしい。とはいえあまり話しかけられない方が嬉しいかというとそうではなく、話すのが下手なので困らせてしまうかも…という悩みもからむらしい。
また同じく人見知りな上村ひなのからは、明るい雰囲気の店には入りづらい…というエピソードが。しかしそこへ「気にしない!」と答えたのは“みーぱん”こと佐々木美玲。若林に「(明るいお店に)入れる?」と問われた美玲は、「それこそレッスン着みたいな服着てて、お店はガーリーです、妖精さんです!みたいなお店でも、『私は似合うのよ!』っていう気持ちで…」と"あっち側のメンタル"を発揮して相談に答える。
その後も「試着室で着たら似合うじゃないですか、それを見せてやればいい」と、強靭な心とポジティブな考え方を披露した美玲。あまりに堂々とした心持ちに感化されたメンバーたちは、「心にみーぱんを」とそれぞれ心に刻んだようだった。
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