【舞台ハンター】ゴン役・大友至恩&キルア役・阿久津仁愛が築いた友情と絆<インタビュー>

2024/04/03 20:00 配信

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撮影=大石隼土

阿久津「僕のルールは、自分で先に正解を決めないこと」


――今回、「制約と誓約」という概念が出てきます。 ぜひ、お2人の仕事におけるルール(誓約)を教えてください。


阿久津:特に舞台の場合は、稽古期間中にどれだけ柔軟でいられるかが大事かなと思います。自分で先に正解を決めてしまうと、それだけになっちゃうんで。実際にセットの中に立って、音楽を聴いて、相手の芝居を見て、その上で組み立てていかないとな、って。

稽古ってたくさんの人が自分の芝居を見てるし、その中で挑戦するのは勇気がいるんです。でも、そうしないと成長できないということも分かっているので。恥を捨てて、試行錯誤するようにしています。

大友:カッコいい。答えとして完璧すぎて、他に何を言えばいいのか分からない。

阿久津:そういうときは、「僕も同じです」って書いておいてもらったらいいんじゃない?(笑)。

大友:なるほど! …でもそれ、僕が何も考えてないみたいじゃない?(笑)

阿久津:あははは(笑)。

――最後に、ゴンとキルアは未知を求める冒険の旅を繰り広げますが、お2人が行ってみたい場所、会ってみたい人を教えてください。

阿久津:僕は宇宙に行きたいですね。で、宇宙人に会ってみたい。宇宙人になら連れ去られてもいいかも(笑)。

大友:面白そう! 宇宙の謎はすごいからね。どんな姿をしてるんだろうね。もしエラとかあったら見たいな。

阿久津:何でエラなの! エラはいいよ、魚で見れるから(笑)。宇宙から星も見てみたくない? 地球だって本当は丸くないかもしれないし。

大友:丸いよ!

阿久津:それは分からないでしょ、自分の目で見てないんだから。

大友:確かに…?

阿久津:そういう映像でしか見たことのないものを、自分の目で確かめるのには興味があります。

大友:僕はご先祖様には会ってみたいかな。血がつながってるんだから、話とか合いそうだし。まずはひいひいじいちゃんくらいから会ってみて 、そこから徐々に遡ってみたいですね。

阿久津:それ面白そう! その時代の話とか聞いてみたいね。やっぱり顔とか似てるのかな。

大友:似てるのかなあ。それを知るのも面白そう。たぶん遡りすぎると言葉が通じなくなるだろうけど、戦国時代くらいまでなら大丈夫だと思うので、戦国時代のご先祖様が何をしてる人なのか見てみたいですね。しっかり鎧とか武装して行きます!(笑)

(取材・文=横川良明)