クローン戦争の勃発から数年。オビ=ワンとアナキンの師弟関係が終わりを迎える新三部作の最終章だ。
誘拐されたパルパティーン最高議長を救出するためにオビ=ワンとアナキンは救出に向かう。そこでかつて捕らえ損ねたドゥークー伯爵と再び相まみえるも、成長したアナキンが圧倒する。
オビ=ワンは戦闘力において自分以上の力を発揮するアナキンを認めるも、アナキンをジェダイ・マスターに昇格させることには賛成しなかった。不満を募らせながら、愛するパドメを失う恐怖に苛まれるアナキンは、パルパティーンの扇動により暗黒面に墜ちてしまう。
そのことを知ったオビ=ワンは師匠としてアナキンを倒すことを決意し、2人は「スター・ウォーズ」の歴史に残る師弟対決を繰り広げる…。オビ=ワンは弟のように愛していたアナキンを失い、深い悲しみと後悔が襲う衝撃的な結末を迎えることになった。
アナキンとの死闘から10年後。ジェダイ狩りが行われている暗黒の時代で、オビ=ワンはジェダイであることを隠しながら暮らしていた。アナキンを殺してしまった後悔に苛まれながらも、幼いルーク・スカイウォーカーの成長を遠くから見守っていた。
そんな中、「シスの復讐」の溶岩での対決から生き延びたアナキン・スカイウォーカーは、誰もが恐れる邪悪なダース・ベイダーと化し、壮大な銀河の中からオビ=ワンを見つけ出すため躍起していた。そしてついに2人はかつての師弟ではなく、オビ=ワンとダース・ベイダーとして再会を果たす。
「シスの復讐」の10年後、アナキンに対する思いに苦悩しながら生き延びていたオビ=ワンの知られざる過去が描かれ、オビ=ワンと幼いレイアとの出会いも描かれる。正史につながる物語として、オビ=ワンの視点から「スター・ウォーズ」をより深く描いた物語はファンなら必ず見ておきたい作品の一つとなっている。
ジェダイとして圧倒的な戦闘力を持ちながらも、弟子との向き合い方に悩み続けるオビ=ワン・ケノービの人間らしさは見るものを魅了する彼の大きな魅力の一つとなっている。なお、上記作品はディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)にて配信中。
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