波岡一喜出演の映画「ゴールデンスランバー」ビハインドストーリーを配信中!

2010/01/11 13:56 配信

ドラマ 映画

映画「ゴールデンスランバー」ビハインドストーリーの舞台は病院(C)『ゴールデンスランバー』プロジェクト2009

KDDI(株)では、auの携帯電話、パソコン、au BOXなどの端末で視聴できる新しいスタイルのドラマ配信プロジェクト「LISMOオリジナルドラマ」を制作、配信している。このたび第9弾として、'10年1月30日(土)に全国東宝系で公開される映画「ゴールデンスランバー」のビハインドムービーを配信中。

映画「ゴールデンスランバー」は、伊坂幸太郎氏の同名小説を映画化したもの。首相暗殺犯に仕立てられた男・青柳(堺雅人)の逃亡劇を描いている。今回、そのビハインドムービーとして配信されるLISMOドラマ「ゴールデンスランバー ビハインドストーリー 首相暗殺事件、その視聴者」は、柄本明、波岡一喜の出演で、映画「ゴールデンスランバー」の裏側(ビハインド)、つまり、主人公・青柳の逃亡劇を、テレビを通して見ている入院患者たちの姿を描く物語。今回は出演者を代表して、波岡に話を聞いた。

今回携帯電話での映像作品初出演となる波岡だが、「物作りという点では他と何も変わらない」と、普段通りの心構えで撮影に挑んだ。今回の作品の原作は小説家・伊坂幸太郎氏。「(伊坂作品は)飽きることのないスピーディーな展開がとても好き。伊坂さんの文章には、最後に必ず救いがあり、僕はそれがとても安心します、ってちょっと伝わりづらいかな(笑)」と、普段から伊坂の作品に親しみを感じていたそう。それだけに、今回の脚本も「小さな笑いの詰まった、とてもおもしろい本やと思いました」と好印象。

波岡は今作で、入院患者の1人・田中徹を演じている。同じ病室の入院患者はそれぞれベッドに備え付けられたテレビで首相暗殺の中継を見ているのだが、いろんな事実を入手するタイミングが、なぜか同室の保土ヶ谷(柄本)らに遅れてしまい、悔しい思いをする。そんな田中の心境を考え、「すべてのことに素直にリアクションをとることは、とてもかわいらしくもる」と共感。「でも、田中ほど根は明るくないですね…」と分析する。役柄が入院患者だっただけに、撮影はほとんどベッドの上。「時々睡魔に襲われました…」と、意外なところで苦労したようだ。ドラマの状況に絡めて、実際に入院した時の自分の行動を想像してもらうと、「映画を観て、ゲームをやって、映画を観て、ゲームをやって、の繰り返しかと…」と、とことん趣味の時間に費やすとのこと。

今回のインタビューで分かるとおり、終始自然体の受け答えをする波岡。「ほんわかした気分になれる作品なんで、気軽に観てくださいまし」と、最後も彼らしい口調でPRした。