新モンスター6人を迎えてリニューアルした「フリースタイルダンジョン」(テレビ朝日)。5人目のモンスターとして登場したのは崇勲だった。2015年のKING OF KINGS FINAL UMBでは優勝。インパクトのある外見と圧倒的なユーモアセンスを武器に、相手の核心を突くパンチラインを量産し、会場を沸かせた。「フリースタイルダンジョン」ではR-指定をクリティカルで撃破。番組史上2人目となるラスボス般若到達を果たした。
――今回、Zeebraさんからどのようなオファーがあったのでしょうか?
知らない番号から電話がかかってきて、出てみたら「志村です」って。それで「はぁ?」とか言っちゃったんですけど、よく聞いたら「Zeebraです」って。そこからは態度を豹変させて「はぁ?」を帳消しにするくらい腰低くして。そうしたら「フリースタイルダンジョン」のモンスターとして出てみないかという話で、不安とうれしさが一瞬で来ましたね。先のことはあまり考えなかったですけど、とりあえず「はい」と答えてしまいました。
――新モンスターとしての意気込みや、対戦したいラッパーは?
よくDISが効かないと言われるんですが、効かないこともなくて。ただ、人と同じ角度では返さないようにはしていて、そのアンサーのひらめきを武器にしていきたいですね。
対戦したいラッパーは…いないですね。逆に対戦したくないラッパーはここに並んでいるモンスターたち。旧モンスターの中では(R-)指定さんにもう一回勝ったら、もうちょっと株が上がるかなとは思いますけどね。
――崇勲さんに対する旧モンスターの反応はどうでしたか?
俺は(サイプレス)上野さんとCHICO(CARLITO)にしか会ってないですけど、両方とも「頑張ってください」って感じで。CHICOに関しては「崇勲、メンタル耐えられるかな~?」って何故か上から目線で、ちょっとカチンと来たんですけど。まぁCHICOがなかなかの状況になってるのを見たので、すごいプレッシャーなのかなと思いますけど…自分は大丈夫ですね。
――今後のヒップホップシーンに期待することは?
ラップブームと言われているけど、ブームではないと思っていて。ブームになるきっかけやチャンスがある時期だと思っているので、そこでシーンをデカくさせるように頑張れたらなと。ただ、わかりきってますけど、数は増えても淘汰されていくと思うので、ブームが終わってすべて取っ払った時に残れるよう、他の人には頑張ってほしいなと思います。
――「フリースタイルダンジョン」の視聴者に向けてメッセージを
一生懸命、誠心誠意MCバトルをしていきますので、長い目で応援してください。
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