【漫画】最強の不良高校生が実は限界オタクだった…ギャップがたまらない推し活コメディに「刺さる」「全人類見て」の声

2024/04/09 18:00 配信

芸能一般 インタビュー コミック

『限界!推し活伝説 YOSHIO』©齊藤万丈/小学館

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、齊藤 万丈さんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「この街最強の不良が実はオタクだったという漫画」だ。今作はサンデーうぇぶりで連載中であり、単行本『限界!推し活伝説 YOSHIO』に収録されている第1話。4月4日時点で1.9万以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。さらに、2話3話を投稿後に合計で10万いいね越えを突破した。今回は作者の齊藤 万丈さんに制作の背景を伺った。

最強のヤンキーが実は限界オタクだった!?

『限界!推し活伝説 YOSHIO』(19/38)©齊藤万丈/小学館


主人公の里見高校2年・仁志義男は、“南宗四天王”という南宗町の悪ガキのひとり。その中でも最強の男と呼ばれているのが義男だった。

そんな義男、実は『魔法少女メリィネイチャー』の限界オタク。彼の今の使命は「メリィネイチャーのコラボカフェで限定販売されている推しのグッズ制覇」である。

誰にも見つからないようにコラボカフェへ向かおうとすると、里見高校2年の布瀬大介に捕まる。「なんでこんなトコいるンすか!!!帰りましょう!!!」と義男をその場から連れ出そうとする布瀬だったが、コラボカフェ最終日に引き返すことはできない。周りからは聞こえてきたのは「アクキーなくなるとこだったなァ」「もうほとんど残ってなかったですなァ」の声。

売り切れることに焦る義男に喧嘩を売ってきたのは他校の生徒達。覚悟を決めた義男は「来い。5秒で殺してやる」と本気で挑む。

果たして、義男は推しのグッズをゲットすることができるのか……!?

今作は、そんな不良×オタクがクセになる推し活コメディだ。

実際に作品を読んだ人からは「オタク要素たまんねー」「刺さる」「共感しかない」「これは推せる」「全人類見て」「マジ面白いから読んでほしいww」といった声があがっている。

今回は、作者・齊藤 万丈さんに『この街最強の不良が実はオタクだったという漫画』の制作について話を伺った。

作者・齊藤 万丈さんの創作背景とこだわり

『限界!推し活伝説 YOSHIO』(21/38)©齊藤万丈/小学館

――「この街最強の不良が実はオタクだったという漫画」を創作したきっかけや理由があればお教えください。

元々このネタ自体は中学生の頃から描いていて、単純に「ものすごく強いけど、オタクであることを頑張って隠してる不良が見たい」という思いから産まれました。

――「この街最強の不良が実はオタクだったという漫画」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントはありますか?

とにかく読んだ方に「なんだこれ?」と思ってほしくて、勢いとギャップを強く意識しました。

推しを背負っての必殺技のシーンは、特にその気持ちを強く込めたので、困惑していただけたら嬉しいなと思います。

――今作が収録されています単行本『限界!推し活伝説 YOSHIO』ではさまざまな話が収録されていますが、特にお気に入りのお話があればお教えください。

第四話の『推して忍べど忍び寄る影』がダントツで気に入っています。

傍から見るとふざけているようにしか見えないけど、本人達は至って真面目…という状況が好きなので、描いていて1番楽しかったです。

――ストーリーやキャラクター設定は普段どのようなところから着想を得ることが多いのでしょうか?

好きな漫画やゲーム、音楽などに触れていると、思いつくことが多いです。

「これ好きだな」と思った要素から、じわじわ発展させています。

――齊藤 万丈さんの今後の展望や目標をお教えください。

より多くの方の生活に、前向きになれる隙を与えられる話を描き続けていきたいと思っています。

――最後に齊藤 万丈さんの作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

私の漫画を読んでくださって、心から感謝致します。

しんどいことやキツいことがあった時、少しでもそれらの出来事を忘れられるような漫画を描いていけるよう精進しますので、貴方の興味が続く限り、読んでいてくださると嬉しいです。

今後ともよろしくお願い致します。