高橋光臣、撮影初日に北山宏光に心を奪われたエピソードを明かす「好きになっちゃいました」<君が獣になる前に>

2024/04/03 20:21 配信

ドラマ 会見

「君が獣になる前に」の記者会見に出席した(左から)深水元基、鳴海唯、北山宏光、玉城ティナ、高橋光臣※ザテレビジョン撮影

4月3日、北山宏光が主演を務めるドラマ24「君が獣になる前に」(毎週金曜深夜0:12-0:52、テレ東系)の記者会見が都内で行われ、北山のほか、共演の玉城ティナ鳴海唯深水元基高橋光臣が出席した。

ヒトの「獣性」を問う戦慄のノワール・サスペンス


本作は、さの隆による同名コミックが原作。葬儀社の社員・神崎一(北山)が、史上最悪のテロ事件を起こした幼なじみ・希堂琴音(玉城)の犯行を止めるため過去にタイムリープし、奔走する姿を描く。

また、琴音にあこがれ、恋心を寄せる若手女優・宮ノ森真由を鳴海、事件を追う刑事・柳を深水、琴音の主演映画に出資し、無実を信じる実業家・大久保玄奘(げんしょう)を高橋が演じる。

玉城「今までで一番クランクインの前にドキドキした作品でした」


本作への出演が決まったときの感想や自身の演じる役について聞かれ、「僕、ヤンマガを20年くらいずっと愛読してまして。最初にこの『君が獣になる前に』の漫画が出たときに、“うわ、なんて面白いんだ!”って思っていたものを今回自分が演じることになったので、とても感慨深いなぁと思いましたし、こういうご縁にも感謝しましたね」と喜びを語った北山。

史上最悪のテロ事件を起こす琴音を演じる玉城は「彼女がどうしてそうなってしまったのか…原作を読みながら何度も心を打たれました。ドラマになったときに、私が琴音を演じるにあたってどういう役作りができるだろうかと考えましたし、今までで一番クランクインの前にドキドキした作品でした」と心境を告白。

鳴海は「原作と脚本を読ませていただいて、“これはやらせていただきたい”と思う反面、“生半可な気持ちでは挑めない作品だな”と思いました。私は今まであまりこういうテイストの作品をやったことがなかったので、自分にとってもすごく挑戦でしたし、毎シーン緊張感を持ちながら丁寧に作っていかないといけない作品だなと思いました」と語った。

続いて高橋は「ドラマのお話をいただいて、企画書の段階ですごく熱を帯びてるというか、“この作品で視聴者の気持ちをグッと持っていくんだ”というものが詰まっていたので、“この作品どうなるんだろう”“主演の方、大変だな”と思いました(笑)。相当なカロリーで挑んでいらっしゃるんだろうなと。テロ事件というリアルでは描きにくい題材ですが、それを限界までリアルに近づけて描くことで、より刺激的で面白い作品になるんじゃないかなと思います」とコメント。

すると高橋から“主演の方、大変だな”と言われた北山は「あと1カ月で数キロ絞る覚悟でございます(笑)。きっと追い込まれるんじゃないかなと」と笑顔で答えつつも「その分、追い込まれたときの表情というか、伝わるものってあると思うので」と芝居に対するストイックな一面を明かした。

一方、琴音の事件を追う刑事・柳を演じる深水は「今回僕は刑事の役なんですけど、今まで追われることが多かったので、やっと追うことができるなと(笑)。ちょっと不慣れな役ですけど、精いっぱい頑張ろうと思います」と語りうれしそうな様子。

また以前「ただ離婚してないだけ」(2021年、テレ東系)で北山と共演していた深水。当時のことについて北山が「今と十何キロ違いましたよね」と問いかけると、深水は「そうだね。でもそのときも追い込まれる役で、お互いに結構やせたんだよね。現場でダイエットの話したりとか…」と明かし、当時の撮影を懐かしむ様子も見せていた。